氷見寒ブリは、10年ほど前にブランド化された、おそらく日本で最も有名な天然のブリです。
冬の時期に富山湾内で獲られて、氷見魚市場から出荷されています。
産卵のために北海道近海から日本列島に沿って南下するブリは、日本海に突き出した能登半島にぶつかって、富山湾で大集結します。
あまたの食通を唸らせる氷見寒ブリは、実はスーパーで買えるし回転寿司のお店でも食せます。
氷見寒ブリはスーパーで買える?値段はいくら?
氷見寒ブリはスーパーで買えます。
氷見のスーパーは、まぁ地元なので当然といえば当然ですが、氷見寒ブリを販売しています。
氷見寒ブリ宣言って出た❓
まだだよね❓
今日、氷見のスーパー行ったらお刺身売ってたから夕飯焼肉なのに思わず買ってしまった😆
一切れ125円高っ😂😂😂#富山県 #氷見市#氷見寒ブリ pic.twitter.com/T2gUTJ4J5v— みいこの食べログ@富山のグルメブロガー (@toyama_miiko) December 25, 2021
値段はお刺身10切れ入りで1,250円。
昨年12月時点では、富山湾の寒ブリは記録的な不漁でした。
毎シーズン年末までに出されていた氷見魚市場の「出荷開始宣言」は、年を越して今年の1月6日まで待つことになりました。
でも、1月に入ってからは獲れるようになって、値段も下がっています。
富山県のスーパーの本気。
700円なり。氷見寒ブリ pic.twitter.com/t9gXayxcKM
— 逆転のさっち (@Mcn6Y) January 14, 2022
お店は別のスーパーかもしれませんが、同じお刺身10切れが700円です。
次は、アルビスという富山県射水市に本社があるスーパーです。
昨日はスーパーアルビスで天然氷見寒ブリしゃぶしゃぶセットをゲット!
一杯やった後 入浴剤で進むアヒル隊長と真冬の大冒険( ´∀` ) pic.twitter.com/VhXykj6Oys— トニー (@wave7371z) January 17, 2022
パッケージを見ると、値段は18切れが税込900円台になっています。
100g498円(税抜)です。
しゃぶしゃぶセットなので、お刺身とは部位が違うかもしれません。
スーパーアルビスは岐阜県美濃加茂市にも出店しています。
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アルビスの本社がある射水市は、氷見市とは高岡市をはさんで隣同士ですから、氷見寒ブリはほぼほぼ地元食材です。
おそらく、こちらもアルビス美濃加茂店で買った氷見寒ブリでしょう。
3時間半かけて富山の回転寿司に冬シーズン2回くらい嫁と行って寒ブリを食べに行っているけれど、今年はそれより早く岐阜のスーパーで入手。北陸系のスーパーが出店するようになってこちらで入手できなかったようなものが容易に入手できるようになりました。 pic.twitter.com/xtOZh7AI1r
— コバン (@8qAYUsgYwOnbfwK) January 9, 2022
今シーズンの画像ではありませんが、富山のスーパーでは氷見寒ブリを丸ごと1尾で売ってるんですね!!
ご存知の通り富山県民はみなブルジョアなので、相変わらず¥29,800の氷見寒ブリがスーパーに普通に売ってるだけでなく、一般庶民のために半身で¥10,000でも売ってますが、どちらも手が出ません💦 pic.twitter.com/Xg6FrdXkg4
— ぴーすく@ボカロP (@PonPsquare) December 12, 2020
魚市場みたいな売り場がスーパー内にあるのですね。
さすがに氷見寒ブリ情報は、富山県内や富山に所縁のあるスーパーのものが多いです。
でも、こんな投稿もありました。
みどりスーパーで購入した
氷見寒ブリあらでぶり大根作ってみた。
けっこう量が多かったので残るかなーって思ったけど
完売😊作り手が良かったのか
ブリが良かったのか🤔後者ですな🙄 pic.twitter.com/1P5NrFK0bN
— とわっち (@towaxtuti) December 10, 2020
みどりスーパーは、埼玉県春日部市の地元スーパー。
実は、知る人ぞ知る有名スーパーのようです。
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『そこらへんの草天丼』って(笑)
美味しいみたいです。
今日のお昼はみどりスーパーのそこらへんの草天丼❗️
埼玉県民なので一度食べてみたいと思ってました😁
サクサクでタレの甘さも相まってご飯が進む😆
ちくわパンなるものも最後の2個をゲット❗️後で食べよっと😁
仕事中だけど安くて色々買ってしまった💦
また行きたいなぁ🤔 pic.twitter.com/iNEdcXZuJs— masaki (@masaki30022772) May 15, 2021
最初は不漁だった氷見寒ブリですが、年が明けてからは漁獲量が戻っているようです。
富山県外でも富山に縁がなくても、スーパーで氷見寒ブリを売っている可能性はありますので、近くのスーパーに行く機会があったら魚売り場を覗いてみて下さいね。
氷見寒ブリは通販でお取り寄せできる?
氷見寒ブリは通販でお取り寄せができます。
amazon
楽天市場
どちらからも、半身や1尾丸ごとでも注文できます。
氷見の海産物専門の通販ショップでは、氷見寒ブリが売れ筋トップです。
氷見市にふるさと納税をすると、氷見寒ブリのぶりしゃぶセットが返礼品で選べます。
30万円の寄附で、丸ごと1尾分の下処理済で捌いた氷見寒ブリを選ぶこともできます。
ふるさと納税は実質2,000円の負担でお取り寄せができる、最強の通販サイトともいえます。
「ふるさと納税って何だ?」という方は、こちらの記事が参考になると思います。氷見寒ブリとは?
氷見寒ブリと銘じられるのは、氷見魚ブランド判定協議会が出荷開始宣言をした日以降、終了宣言をするまでに、富山湾の定置網から氷見魚市場に揚げられたブリのうち、重量6㎏以上で魚体のよいものに限られます。
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包装は青い箱に入れるのがお約束の氷見寒ブリ。必ずシールが貼られています。
今シーズンは1月6日に「寒ブリ宣言」が発せられましたが、氷見寒ブリがブランド化されてから初めて、年が明けてからの宣言となりました。
ブリは2月から5月にかけて、東シナ海から九州近海の暖かい海で生まれます。
成長すると、夏から秋にかけては北上して北海道周辺の海で過ごし、冬の到来とともに産卵をするために本州沿岸をいっせいに南下しはじめます。
日本海を南下するブリは、富山湾内の氷見沖で能登半島にぶつかると、半島沿いに迂回してさらに南下を続けます。
ブリは能登半島近海まで泳いできたこの時期が、産卵に備えて最も脂がのって身が締まっています。氷見寒ブリが旨いのは、最も脂ののったタイミングで捕獲されるからです。
ゆえに回転寿司のクオリティがとっても高くなります。
富山上陸。
早速駅前の回転寿司へ。ひらめのえんがわ
氷見寒ブリありえないほどクオリティ高いんだが😍 pic.twitter.com/CEcYp0Czof
— 00ダブル (@00Wzero) December 28, 2019
初冬の能登半島近海が風雪と雷をともなう大荒天の時(鰤起し)に、能登半島を迂回する寒ブリが氷見沖に大集結します。
その期間は年に数日しかありませんが、この時に氷見沖のブリの回遊路に仕掛けた生け簀様の定置網(大敷網)にかかるブリは、数万尾となります。
氷見寒ブリは、この数万尾におよぶ大敷網の中を泳ぐブリを、毎日一定数捕獲して出荷しています。
まとめ
氷見寒ブリは、もっとも脂ののったタイミングで獲られている天然のブリです。
富山県内や富山ゆかりのスーパーでは、暮れから2月ごろにかけて氷見寒ブリが販売されます。
富山とは縁のないスーパーでも、売られていることがありますから、ご近所のスーパーをチェックしてみて下さい。
氷見寒ブリは、もちろん通販でもお取り寄せできます。
氷見市にふるさと納税をしても、氷見寒ブリを返礼品に選ぶことができます。
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