天国と地獄~サイコな2人~の結末を予想したいので、今ある伏線を整理しました。
高橋一生さんと綾瀬はるかさんの演技に魅了され、森下佳子さんの脚本に興味と関心を鷲づかみされた感じで折り返し地点まで来ました。
後半戦を前にして、願望込みの今後の展開を想像してみました。
天国と地獄~サイコな2人~第4話までの時点で結末を予想したい
天国と地獄~サイコな2人~は、第4話まで毎回思いがけない展開が続いて、放送終了時点から次回が楽しみで仕方ありません。
脚本の森下佳子さんの頭の中はどうなっているのか、興味津々です。
4話まで終わって、結末の予想がつくとはまったく思っていないんですけど、現時点でわかっていることを整理して、物語の中の人がどういう状況にいるのか考えてみたいと思います。
もしかしたら、この先の物語の展開にいくらか接近することができるかも!?
🌜🆕予告公開‼️🌞
『#危険なビーナス』キャストスタッフの皆様、お疲れ様でした!
先程公開された『#天国と地獄~サイコな2人~』🆕予告!
ジャジャジャジャーンっと、ロングver.をどうぞ☺︎
公式HPも開設しましたのでぜひご覧ください✨#インスタも見てね #綾瀬はるか #高橋一生 #柄本佑 #北村一輝 pic.twitter.com/PqGub7Kvpo— 【公式】TBS日曜劇場 『天国と地獄 ~サイコな2人~』第5話は2月14日(日)よる9時‼️ (@tengoku_tbs) December 13, 2020
まず、公式ページの次週のあらすじから、第5話で起きる事態を抜き出してみます。
- 日高(in彩子)が証拠品を隠しているロッカーを開けてしまった陸が、彩子(in日高)を訪ねてくる
- 未公開の捜査情報がSNSに漏洩して、日高が連続殺人事件の被疑者であると公けになった
- 捜査本部を外された河原は、彩子と日高の関係を洗っているうちに漫画のキャラクターにたどり着いた
陸が彩子(in日高)を訪ねてきた
陸が開けてしまったロッカーの中に入っていたであろうものは
- 田所仁志殺しの凶器になった丸い石
- サンプルQのボトル
- 暗闇の清掃人Φのコピー
- 3年前の官僚殺しの被害者の写真
- 田所仁志、四方忠良も名前がある殺害対象者らしき人物のリスト
- 「日高はると」宛ての手紙
- 奄美-東京の航空券の半券
- 八巻がすり替えた日高の左手の皮手袋
最後の皮手袋は、ホテルのスパで彩子(in日高)と日高(in彩子)が対峙したとき、彩子が持っていました。
でも、第4話のエンディングで陸がロッカー前の日高(in彩子)を目撃したとき、日高は手袋をロッカーに入れて鍵をかけたところだったのでしょう。
スパのシーンで日高と刺し違えても殺人を止めようとした彩子が、日高と組んで河原に罠をかけました。
スパのあとの二人には、ひとまず信頼関係ができています。
だから、日高は殺人を犯さないと彩子に誓い、彩子は日高の要求を受け入れて手袋を渡したのだと思います。
陸がロッカーの中身をぜんぶ見たとすると、陸は彩子が二重人格で影の存在の方が殺人鬼だと思うのではないでしょうか?
でも。。。
この点は後ほど考察してみます。
極秘の捜査情報がSNSに漏洩した
ここで脚本の森下佳子さんが、外部から警察の機密情報にアクセスできる新キャラをぶち込んでこない、つまりもう出てきたキャラクターに限るという前提で書きます。
情報を出したのは、警察内部の人物でしょう。
動機があるのは、河原です。
狙いは、日高を追い込んで彩子とつながるところを炙りだすことでしょう。
ただ、ここまでの河原のキャラだと、このやり方は合わない感じがします。
違法捜査はしても、刑事の仕事には誇りをもってがむしゃらに働いている男。警察の威信に泥を塗るようなことはしない気がします。
もうひとり、可能性があるのは彩子の姿になっている日高自身です。僕はこちらが有力だと思っています。
予告動画をみると、日高の会社は『このままじゃコ・アース潰れるわよ』と彩子(in日高)に言わせるほど混乱しています。
情報漏洩した警察も、無傷ではいられないでしょう。捜査にも影響が出るはずです。
日高が情報を漏らしたとすれば、陸がロッカーを開けたことが関係していると思います。
日高は他人がロッカーを開ければわかるよう、扉の下に青い矢印型の付箋をはさんでいました。
それで、誰かがロッカーを開けたことを知りました。当然、無くなったものがないか確認したはずです。
外から見れば、日高につながる物証を彩子がロッカーに隠している、という図式です。
捜査本部がこれを知れば、二人とも殺人事件の被疑者確定となります。
しかし、何か理由があって、日高はロッカーを開けたのは警察ではないことに気づきました。
そこで時間をかせいで状況を把握するため、捜査本部を混乱させる一手を打ったという見たてです。
四方忠良の事件では、警察は、ベージュのコート、黒い鞄に蝶のチャームをつけた女を追っていて、日高は本筋ではありません。
このタイミングだからこそ、日高が被疑者である情報を漏らしても乗り切れると、彩子の姿をした日高は考えているのではないでしょうか?
河原がつかんだ漫画のキャラクター
#綾瀬はるか ちゃんの入浴シーンのおかわりください👏
毎週大歓迎💕#綾瀬はるか #天国と地獄 pic.twitter.com/MeuuhdGf8q— ruirui♀ (@ruirui464646) February 7, 2021
日高(in彩子)がお風呂の中で名前と数字の関係をたどりながら
『次は何番ですかねえ』
と言ってたときの漫画のことっぽいですね。
八巻を除けば、警察で真相に一番迫っているのは河原です。その河原が、今後の展開に大きな役割がありそうな漫画のキャラクターを見出しました。
第5話の河原の役回りは、これでしょう。
捜査情報を漏らしたのが河原ではないと思うのは、これも理由です。
予告編では、鼻の下に大きなほくろのある男のモンタージュが出た後、『こいつやぁ』と食堂を飛び出していく河原の姿もありました。一見、河原の捜査は新しい対象に向かっているような印象を与えます。
しかし、彩子の天敵という立ち位置から外れるには、まだ早すぎると思います。河原が追っているのは、日高と彩子のつながりです。
いずれミンが日高の父の会社、サンライズフーズに雇われたことにたどり着くのではないでしょうか。そこで、彩子が日高と組んで河原を陥れたことに確信を持つはずです。
でも、ミンが四方邸に入っていくところを見たという女が彩子でないことは、捜査では既成事実になっています。
皮肉なことに、河原がでっち上げた蝶のチャームの目撃情報が、彩子の関与を否定する根拠になっています。これを修正して捜査をもともとのミンの証言に戻すことができるのは、河原以外にいません。
しかし、河原は捜査本部からすぐに外されてしまったため
- 蝶のチャームが彩子にしてやられた原因であること
- 蝶のチャームが彩子の四方事件への関与を否定していること
に、気づいていないのではないかと思います。
日高(in彩子)は河原さえ抑えておけば、しばらく彩子の姿の自分が疑われることはない、と読んでいるでしょう。
天国と地獄第4話までで、今ある伏線を整理してみた
天国と地獄の第4話までで、今ある伏線を整理してみます。
伏線
- 日高が誰かを殺害しているシーンは出ていない
- 日高は何者かの指令で殺人をしているようにみえる
- 日高に被害者を殺す動機はない
- 第2話の冒頭で日高は『容疑を晴らす』と言い、彩子は『やってない人の使う言葉』と指摘した
謎
- 日高が証拠品を処分しない理由
- 日高が隠していること
- Φの表すもの
- 数字の意味
第5話の予告動画では、日高(in彩子)が『真犯人は他にいる』と電話で誰かに話しています。
この電話の相手が誰で、どういう文脈で話した言葉なのか今はわかりませんが、素直にみれば日高以外に真犯人がいると、日高自身が宣言した印象を受けます。
『これできれいにつながりましたね』とも言っています。この電話の相手は、言葉遣いから彩子なのでしょう。二人で謎解きをしていたような言葉ですね。
上であげた伏線はすべて、日高が殺人の実行犯ではない可能性をしめしています。
そしてこの予告動画です。
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もし日高が、殺人現場の清掃を請け負う清掃人だったら?
指示を受けて現場に出向き、キレイに掃除して証拠品を回収する。
まさに『暗闇の清掃人』です。
この作業は日高の意思とは無関係で、四方忠良のときの『4』のように、何かをトリガーとして自動的に発動するプログラムとして日高に組み込まれているのです。
当然日高に動機はないし、殺しが誰の仕業なのかも知らない。それでも指示が来れば、清掃人として責務を果たすようにプログラムされている。
プログラムに日高が実行犯であるかのような証拠を残すことまで含んでいるとすれば、証拠品を処分できないのも筋が通ります。
第1話で、火が燃え盛る焼却炉の前で清掃人の制服を着ていたのは、日高陽斗のシルエットに見えなくもありません。
人殺しの跡片付けをして、容疑が自分に向かうような証拠まで残すことを否応なしにやらされる。これは地獄です。
日高が誰か大切な人を庇って、事件の火消しに回っている説も有力です。
でも、そうなるとスパで二人が対峙したシーンで
『だからあなただったんですか。。。そうか だから私はあなたと入れ替わったんですよ』
と日高(in彩子)が救われたかのように呟いたのが、シックリ来なくなります。
彩子…
もう日高に対して、情が湧いてきちゃってるよね。で…
もしかして、日高も!?🤔#天国と地獄#綾瀬はるか#高橋一生 pic.twitter.com/mHCXpi3kWn— ばたこ@2021🌞🌛🍋🍲🏥🏫📱🌻☔ (@ksit_11121209) February 8, 2021
このシーンは、日高がまるで救世主に巡り合ったかのようでした。
もし、自分が罪を被ってでも守りたい誰かを庇っていたなら、あのように安心した表情にはならないと思います。
現時点で何が『これできれいにつながりましたね』なのかはわかりませんが、日高と彩子はかなりの情報と謎を共有していると思います。
ただ、第4話のエンディング時点では、まだ彩子に全部打ち明けたわけではありません。
仮に『暗闇の清掃人』だったとしても、無実かどうかはあいまいにしているようです。
だから彩子は『日高はなぜ殺人を犯してしまうのか?二重人格者なのか?共犯者がいるのか?』と自問自答しています。
日高はまだ、自分が殺人を犯していないことを隠しています。その理由が何なのか?
奄美の海岸と「月と太陽の伝説」が関係しているのではないかと思うのですが、見当がつきません。
それが第5話では彩子が
『あんたが殺人容疑を晴らせば済むと思わない?』
と、日高に提案をします。
この言葉は、日高が殺しに関して無実であることが前提です。
彩子は第5話のどこかで、日高が無実だと確信したのかもしれませんね。
今後は彩子×日高がバディ的に殺しの真犯人を追い、彩子と日高を河原が追うという流れではないでしょうか?
あるいは、河原も別筋から真犯人に迫ることになるかもしれません。
気になるのは陸の態度です。
ロッカーの中身を見たにしては、落ち着いていました。3年前の被害者の凄惨な写真も入っていたのに。。。
それは「日高はると」宛ての手紙を読んで、日高に会いに来たからかもしれません。
この手紙は二人が入れ替わったあと、彩子が警察のガサ入れ直前に日高のマンションから持ち出した段ボールの中にありました。
時間がないのと奄美の航空チケットに目がいったため、彩子は手紙を読んでいません。
手紙の特徴は、封筒に書かれた宛名の名前がひらがなであること。住所が書いていないことです。
字はキレイでした。
つまり、まだ「陽斗」を読めない幼いはると少年に宛てられた手紙なのではないでしょうか。
ロッカー内の禍々しいものたちの中で、手紙は異質の存在だったと思います。
陸は、心配でしょうがない『彩子ちゃん』のことを相談するために、まったく初対面の日高を訪ねて来たのです。
手紙には、そうしても安心だと感じさせる何かがあるのだと思います。
テレビ版の次週予告では、陸と中身が彩子の日高が、居酒屋で二人並んで座るシーンも映りました。
陸くんと望月入り日高の居酒屋のカットが可愛すぎて来週も楽しみ
#天国と地獄 pic.twitter.com/SNVEY768oE— 米子@3期視聴中 (@maikakokikako) February 7, 2021
陸はもしかすると、八巻に次いで事情を知る立場になるのかもしれませんね。
彩子からすれば、陸が自分を心配して日高に会いに来てくれたのは、とってもうれしいはずですから。
自分が日高ではなく彩子だと伝えたくなるとしても、不思議ではありません。
謎3Φの意味は、清掃人が書く清掃完了のサイン。謎4の数字の意味はバスルームの日高(in彩子)の考察通り、対象者を示すリンクと、日高に仕事をさせるトリガーではないかと思います。
物語の大筋に沿って考えてみましたが、謎の3と4の考察が雑ですね~(笑)
大きな謎として、日高に指令を出している存在が何かというものがあります。
歩道橋の壁に『4』を書かせ、後で陸に『4』を消す作業をさせた存在です。
Φの文字も関係あるかもしれません。
ドラマの進行では、最後まで明らかにはならないのでしょうねえ。
この存在につながるような伏線も探しつつ、次回以降はもう少し細かいところも見ていきたいと思っています!
日曜日の夜9時がたのしみです!!
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