秋の味覚の代表選手がきのこ。
きのこ王国ともいわれる群馬県の高山村で、なかなか手に入らない原木まいたけが栽培されています。
舞茸は旨みが強くて歯切れがいいことから、好きなきのこランキングのベストスリーに入る人気を誇ります。
同じく、原木まいたけを産出する山梨県丹波山村では「香り松茸、味しめじ、それをも凌ぐ丹波の舞茸」という言葉が伝えられています。
それほどに旨いとされる原木まいたけは、どうすれば手に入るのでしょう?
高山村の原木まいたけは銀河高原ファームが栽培
群馬県高山村で原木まいたけを栽培しているのは、銀河高原ファームです。
銀河高原ファームの「天然原木KING舞茸」がこちら
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幻と印字されていますが、まさに冗談ではなく幻の原木まいたけ。
舞茸ばかりか、銀河高原ファームそのものの存在が幻なのではないかというほど、ネットには情報がありません。
自社ウェブサイトはなく、SNSすらアカウントがないようです。
そんなことで、パッケージの情報からの簡単なプロフィールです。
銀河高原ファーム | |
所在地 | 群馬県吾妻郡高山村中山2952 |
電話 / FAX | 0279-63-3969 |
銀河高原ファームを開いた代表の後藤明宏さんは、高山村出身。
6年前の投稿ですが、この方が後藤明宏さんです。
素晴らしい枝豆を分けて下さるのは高山村・銀河高原ファームの後藤さん。山間部にある畑はとても美しく、自然に溶け込みながらも、しっかりと管理されていて素晴らしかったです!おいしい枝豆、ぜひお試し下さいね! pic.twitter.com/XTZAp0egbI
— sundayroom (@sundayroom2000) September 6, 2015
もともと空間デザイナーをされていたのですが、お子さんを高山村の大自然の中で育てたいと考えてUターンをして農業をはじめたそうです。
銀河高原ファームは、自然栽培でいろいろな食材を育てています。
今は、自然栽培を志す農業研修生を受け入れるなど、ご自身のノウハウをシェアして広げていく活動にも取り組んでいます。
研修を受けた人が高山村で新たに就農する、という循環も生まれているみたいですよ。
自然栽培とは、できるだけ自然に近いカタチで農薬や化学肥料を使わずに行う栽培方法です。
有機栽培の野菜は、高くても喜んで購入する消費者は多く、リピーターになる人の割合も高いでしょう。
菌床で栽培される舞茸は技術が進み、多くの商品が購入できるようになりました。
メディアの調査の結果では、好きなきのこの3位になっていたり、女性に限って調査した結果ではトップになったりしています。
舞茸がこれだけの人気になったのは、菌床栽培技術が大量生産を可能にしたおかげです。
一方、昔ながらの製法である原木まいたけは、生産者が減っていたこともあり希少です。
まさに幻のきのこ。
山梨県丹波山村の原木まいたけも、なかなか入手できません。
銀河高原ファームの原木まいたけは、どこで販売しているのでしょうか?
銀河高原ファームの販売はどうなっているの?
銀河高原ファームは自社ウェブサイトもSNSもないので、販売に関してはなかなか状況がわかりません。
SNSをリサーチしながら集めた断片的な情報から、販売がどうなっているのかを見ていきたいと思います。
まずはこちらのインスタグラムの投稿です。
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高崎市にあるスーパーまるおかで、高山村の食材を集めて販売しています。
参加している生産者は銀河高原ファームの他、キミドリファーム&キッチン、農園花笑み、農園わとわ。
農園花笑みの渡辺藍さんは、銀河高原ファームの農業研修生でした。
子弟そろって出品していることを考えると、スーパーまるおかは銀河高原ファームと継続的に取引がありそうです。
スーパーまるおかは、銀河高原ファームの食材を購入できる可能性がある場所になりますね。
原木まいたけそのものに照準をしぼると、茜彩庵山水というお宿はタイミングを合わせれば原木まいたけに巡り合える確率が高いと思います。
こちらの記事がその証です。
山水では、群馬県の高山村にある有機栽培を行う
銀河高原ファームの代表「後藤明宏」さんから、「舞茸」を仕入れています。
山水のお料理の舞茸は、きっと銀河高原ファームの天然原木KING舞茸なのだと思います。
次は2年ほど前のこちらの投稿。
#食材店KURA
群馬県高山村 銀河高原ファームさんが自家採種されてる自然栽培銀河茶豆!
秋の枝豆の濃厚ミルキーな美味しさを知っていただきたく山盛り入荷です🌟
たっぷりお召し上がりくださいませ。
台風一過、被害のある地域もあるなか、大地の恵みが届いております。
ありがとうございます! pic.twitter.com/0NJNvRWqYP— sundayroom (@sundayroom2000) September 10, 2019
銀河高原ファームに枝豆を出してもらっていました。
この投稿をしたsundayroomさんは、後藤明宏さんをTwitterに上げていたお店です。
それだけの親しい関係にあると思うのですが、2019年以降は銀河高原ファームに関する投稿がないのがちょっと気にかかります。
サンデールームは前橋市の自然栽培青果食材店です。
原木まいたけを手に入れるためのヒントになりそうな投稿は、これぐらいでした。
現地に足を運んで聞くことが、おそらく一番早いのでしょうね。
まとめ
きのこ王国群馬県の高山村の原木まいたけは、銀河高原ファームで栽培されています。
生産者からの発信がほとんどないため、原木まいたけの確実な入手方法は今のところ不明ですが、取引先のSNS発信などが、いくらかのヒントになってくれるかもしれません。
10月23日(土)には、テレビ朝日系の「食彩の王国」で「天然原木KING舞茸」が取り上げられます。
追加情報があれば、ここにまた書きます。
(以下、10月23日追記)
番組中、後藤さんが車で5分の道の駅の直売所に出荷しているシーンがありました。
銀河高原ファームの近くにある道の駅は「中山盆地」です。
田んぼアートが有名なところでもありました!
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足を運べる方は、できれば午前中にお出かけ下さい。
原木まいたけが購入できるかもしれませんよ!!
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