ふるさと納税で確定申告をするのがめんどくさいのか、忘れたのか、確定申告をしない人がけっこういるそうです。
簡単にできるのに、もったいない話です。早ければ30分でできます。
確定申告書の書き方や計算方法なんて知らなくても、決まったフォームに入力するだけで自動で申告書がつくれるです。
確定申告でふるさと納税を寄付金控除する
ふるさと納税の寄付金控除のために確定申告書をつくる、僕が知る限り一番簡単で早くてお金のかからない方法をご紹介します。
用意するものは勤め先の年末調整済みの源泉徴収票と、寄附先の受領証だけです。
まず、こちらのwebサイトからピンクのバナーで表示されている「確定申告書等作成コーナー」を開いて、この記事のウィンドウと横並びにして下さい。
次に、以下の動画を再生しながら、開いた画面で説明の手順通りに必要事項の入力をして下さい。
以上です。
申告書の書き方や計算方法なんて、知る必要もありません。webのフォームに入力すると、ソフトが自動計算をして確定申告書をPDFファイルに出力してくれます。
こんなに簡単につくれるのに、めんどくさがって確定申告をしないなんて、本当にもったいないですよね~
わからない場合は、税務署に電話でも相談できます。動画の最後に、電話番号の紹介もありますから、心配な方はチェックして下さいね。
あとは、作成した申告書をプリントアウトして、添付書類といっしょに所轄の税務署に郵送すれば完了です。
しばらくすると指定の銀行口座に、所得税分の還付金が税務署から振り込まれます。住民税分は6月以降に天引きされる住民税の金額に反映されます。
ふるさと納税の確定申告はいつからいつまでできる
確定申告は、平成30年だと2月16日(金)~3月15日(木)までと期間が決まっています。
これは通常の確定申告は、申告と納税が一体となっているからです。3月15日(木)は税金の支払いの期限なので、これまでに確定申告をしなければいけないのです。
でも、ふるさと納税の寄付金控除をするためだけに確定申告をする場合は、この期限は関係ありません。というのは、税金の精算は年末調整で終わっているからです。
ふるさと納税に限らず、たとえば医療費控除のように確定申告をすれば税金が戻ってくるケースは、税務署が税金を取りすぎている状態なので、5年以内に申告すれば納めすぎた税金が戻ってきます。
医療費控除については、こちらの記事で詳しく書きましたので、興味のある方はぜひお読み下さい。
関連記事>>>確定申告で医療控除するといくら戻るのか?やり方と期間
税務署からすれば、先に預かったお金の一部を返すということなので、別に申告してくれなくてもかまわないわけです。なんなら5年間申告しないでいてくれれば、時効になって返金する必要もなくなります。
というわけで、ふるさと納税の確定申告は5年以内ならいつでもできます。税金の還付になるので、年明けの1月4日以降いつでも申告書が出せます。早く確定申告すれば、税金も早く戻ってきます。
関連記事>>>ふるさと納税が年末でも間に合う!駆け込みにオススメのサイト
まとめ
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」は年々充実していってます。動画もわかりやすいし、そのうち誰も税理士に確定申告書の作成を頼まなくなるかもしれません。。。
それはそれとして、この記事がお役に立ちますことを願っています。
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