寒中見舞いを書くのには、テンプレートを使うと簡単です。
ワードを使って無料のテンプレートで寒中見舞いを作成する方法を図解しました。
寒中見舞いのテンプレートを無料で手に入れる
GoogleやYahoo!などの検索エンジンで「寒中見舞い テンプレート」と検索すると、多くのサイトが出てきます。
フォーマルで堅めのものからカジュアルなものまで、いろいろなデザインと文面のテンプレートがあります。無料で使わせてもらえるものでも、数百のデザインがありますから、選ぶのにもちょっと迷ってしまうかもしれません。
デザインの数が多いサイトは、無料でテンプレートが使えても、会員登録しないといけないところが多いように思います。会員になると、そのあと毎日メルマガが来たりするので、けっこう鬱陶しかったりします。
まぁ、素晴らしいデザインのテンプレートが無料なので、そのくらいは我慢すべきなのかもしれませんが、ここでは会員登録なしでテンプレートが無料ダウンロードできるサイトを、3つご紹介します。
郵便局
郵便年賀.jp
キャノン
Creative Park
ブラザー
Print Terrace
会員登録が必要なサイトと比べると、デザインの数などは少なめですが、これでも十分に使えると思います。
寒中見舞いをワードで作成する方法
ワードにテンプレートを貼り付けると、簡単に綺麗なデザインの寒中見舞いが作成できます。
その手順をご紹介します。
まず、テンプレートをダウンロードします。
今回は「郵便年賀.jp」からテンプレートをお借りします。
郵便年賀.jp
サイトにアクセスして、ひとつデザインを選びクリックします。
今回はふくろうのデザインにしました。これをダウンロードします。
赤いダウンロードボタンを押すと、ZIPファイルの保存場所を聞いてきますので、適当な場所に保存します。
次にワードを開いて、基本的な設定をします。
ワードの新規作成画面です。
今回のテンプレートは縦書きなので、それに合わせてレイアウトを決めていきます。
ページレイアウトのタブを開いて、文字を縦書きにします。
印刷の向きも縦に変更します。
サイズははがきサイズを選びます。
余白はとりあえず「狭い」に設定しますが、あとで修正することになります。
ページレイアウトを決めたら、差出人の住所氏名を書いておきます。
字体とサイズもとりあえずのものにしておきましょう。ファイルに名前をつけて保存します。
これでワードの設定はひとまず完了です。
次に、保存しておいたZIPファイルを開いて
テンプレートの.pngファイルをつかんで、ワードにドラッグ&ドロップします。
すると、ワードの画面がこうなります。
テンプレートと住所氏名が別ページになっています。
そこでこれを重ねるために、テンプレート上にマウスを持ってきて右クリックして「図の書式設定(I)…」を選択します。
すると「図の書式設定」ウィンドウが開くので「背面(B)」を選ぶと
テンプレートの上に住所氏名が重なって見えるようになりました。
テンプレートのサイズをはがきサイズにあわせます。
住所氏名の位置をもう少し外側にもっていきたいので、余白をもう一度編集します。「ユーザー設定の余白(A)…」を選んで
左右の余白を0mmとします。
すると住所の位置が右に寄りすぎるので、適当に改行して左の端にくるように調整します。改行をするとテンプレートの位置もずれてしまうことがあるので、住所氏名の位置を決めたあとに、テンプレートの位置も調整して下さい。
すると、このようになります。
あとは住所氏名を、テンプレートの文体にあわせて、書体やサイズがいい感じになるように調整して下さい。
この例では書体をテンプレートの書体に似ている「正調禅南行書体」にしました。文字のサイズは郵便番号が8、住所が9で、差出人の氏名は14にしています。
まとめ
ワードのページレイアウトは、使うテンプレートにあわせて適宜変更して下さい。
ワードを使うと宛名印刷や名簿管理もできてしまいます。具体的なやり方はこちらの記事で詳しく書きましたので、興味のある方はぜひお読み下さいね!
関連記事>>>年賀状の宛名印刷をワードで。連名でも文字数に関わらず連続印刷!
また、テンプレートと一緒に写真も入れる方法をこちらで書いています。あわせて御覧下さい。
関連記事>>>年賀状をワードで作成!写真を入れるのにテンプレートが使える!!
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