2022年のカタールW杯の出場権をかけたアジア最終予選。
11月のアウェー2連戦を戦うメンバーが発表されました。
Jリーグを2連覇した川崎フロンターレから3人が選出され、他にも継続して結果を出し続けている選手が選ばれています。
森保一監督のメンバー選考基準が、変わってきたといえるのかもしれません。
W杯アジア最終予選11月シリーズのサッカー日本代表メンバー
11月4日(木)、ベトナム、オマーンとのアウェー2連戦を戦うサッカー日本代表のメンバー27名が発表されました。
10月シリーズからは1人多くなっていますが、3日にJリーグのゲームに復帰したばかりのFW大迫勇也のコンディションを見るためでしょうか。
今回はJリーグからの選出が増えて、特に2連覇を達成した川崎フロンターレからは3人が招集されました。
森保一監督の選手選考が柔軟になってきた印象です。
召集メンバーは以下のとおりです。
ポジション | 選手 | 所属チーム |
GK | 川島 永嗣 | ストラスブール(仏) |
権田 修一 | 清水エスパルス | |
谷 晃生 | 湘南ベルマーレ | |
DF | 谷口 彰悟 | 川崎フロンターレ |
山根 視来 | 川崎フロンターレ | |
旗手 玲央 | 川崎フロンターレ | |
室屋 成 | ハノーファー(独2) | |
長友 祐都 | FC東京 | |
中山 雄太 | ズヴォレ(蘭) | |
冨安 健洋 | アーセナル(英) | |
酒井 宏樹 | 浦和レッズ | |
板倉 滉 | シャルケ04(独2) | |
吉田 麻也 | サンプドリア(伊) | |
MF | 遠藤 航 | シュツットガルト(独) |
柴崎 岳 | レガネス(スペイン) | |
原口 元気 | ウニオン ベルリン(独) | |
鎌田 大地 | フランクフルト(独) | |
南野 拓実 | リバプール(英) | |
伊東 純也 | ヘンク(ベルギー) | |
浅野 拓磨 | ボーフム(独) | |
守田 英正 | サンタクララ(ポルトガル) | |
三笘 薫 | ユニオン サン・ジロワーズ(ベルギー) | |
田中 碧 | デュッセルドルフ(独2) | |
FW | 大迫 勇也 | ヴィッセル神戸 |
上田 綺世 | 鹿島アントラーズ | |
前田 大然 | 横浜F・マリノス | |
古橋 享梧 | セルティック(スコットランド) |
外れたのは故障のMF堂安律の他、DF植田直通、橋岡大樹、MF三好康児、FWオナイウ阿道でした。
故障で離脱した堂安以外の4選手は、10月シリーズで出場機会がありませんでしたから、外れたのはある意味順当であるといえます。
新たに選ばれたのは、Jリーグから川崎フロンターレのDF谷口彰悟、山根視来、旗手玲央、横浜F・マリノスのFW前田大然、鹿島アントラーズのFW上田綺世。
海外組はユニオン サン・ジロワーズからMF三笘薫です。
今、調子のいい選手を多く選んだ点で、このブログを含めて外野から文句の出にくい選考になっていると思います。
選手とフォーメーションを変えて勝利したオーストラリア戦の結果から、森保監督の選考基準が変化したようにみえます。
初戦はアウェーとはいえ、かなり力の差があるはずのベトナム戦。
できれば大量得点を取って、得失点差も稼ぎたい相手です。
この招集メンバーをみると、誰がベトナム戦の先発メンバーになるか、面白くなってきました。
サッカー日本代表のベトナム戦スタメン予想
サッカー日本代表が2022ワールドカップアジア最終予選で苦戦しているのは、9月、10月とも2連戦の初戦を落としているからですが、2試合ともコンディションと少ない練習時間に課題がありました。
代表レベルの選手であっても、求められるタスクが所属チームと異なり、システムもポジションも異なることがある代表チームで、息の合ったプレーをするにはそれなりに準備時間が必要になります。
今回、Jリーグで優勝した川崎から3人選ばれたのは、初戦のベトナム戦で川崎で培った連携をそのまま代表チームに持ち込む意図があるのではないでしょうか?
本当にこうなったら驚きですが、スタメン予想をしてみました。
フォーメーションは4-3-3です。
先発11人中、8人が川崎フロンターレの優勝メンバーもしくは元川崎の選手となります。
この布陣を推す理由は、主に2つです。
- 川崎のサッカーを代表に持ち込み、初戦の連携不足を解消する
- 主力を休ませ、絶対に負けられないオマーン戦に集中させる
推しメンバーのうち、三笘、田中、守田は前季の優勝メンバーです。海外移籍前は主力でした。
谷口、山根、旗手は2連覇の主力中の主力です。
川島と板倉は元川崎ですが、優勝チームではプレーしていません。
川島が所属していたのは10年前なので、あまり関係ないかもしれませんが、板倉は川崎ユース育ちでプロデビューも川崎でした。
ベトナム戦は日本が押し込む展開になると思われるので、川崎的なサッカーは得点するための選択として悪くないと思います。
DF登録の旗手は、中山の代わりに左SBで使う可能性もあります。
この場合、冨安をCBに起用して、谷口か板倉を1つ前に上げてアンカーに、アンカーの守田を田中と並ぶ位置に上げます。
古橋のワントップは、浅野や前田、上田でもいいでしょう。
重要なのは遠藤、酒井、吉田を休ませることです。
東京オリンピックに出場した彼らは、ほぼ休みなく今シーズンに入りました。
高いレベルのプレーを続けてはいますが、吉田と酒井はときどき蓄積した疲労が隠せないようにみえます。
代表に呼ばれて怪我をして戻る選手が、アジア最終予選に入ってから多くなっています。
疲れは怪我につながります。
大迫はもともとオマーン戦に照準を合わせた招集と思われますが、遠藤、酒井、吉田もオマーン戦に焦点をあててリフレッシュさせたらいいと思います。
まとめ
2022ワールドカップアジア最終予選11月シリーズを戦う、サッカー日本代表の招集メンバーが発表されました。
ベトナム、オマーンと続くアウェー2連戦には、直近で結果を出している選手が新たに招集され、Jリーグからメンバー入りした選手が増えました。
これまでは招集メンバーを見れば、先発もだいたい見当がつきましたが、今回は初戦のベトナム戦のメンバーが簡単に読めなくなりました。
誰が出てくるのか楽しみな11月シリーズのベトナム戦とオマーン戦は、DAZN独占中継です。
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