2019年6月は、サッカー女子ワールドカップ2019フランス大会が開催されます。
日本代表チームのなでしこジャパンは、2大会ぶりの優勝をめざして出場します。
ワールドカップに出場する23人のメンバーが、間もなく発表されます。
なでしこジャパンのワールドカップ2019のメンバー発表
なでしこジャパンのワールドカップ2019フランス大会を戦うメンバーは、5月10日に発表されます。
なでしこジャパン高倉麻子監督は、直近の4月11日までのヨーロッパ遠征でも若手をテストするような選手起用をしてたので、本選出場メンバーがどうなるのか、なかなか興味深いところです。
高倉監督は、2011年のワールドカップドイツ大会の優勝など輝かしい実績をあげた佐々木則夫前監督からバトンを受けて、2016年4月になでしこジャパンの監督に就任しました。
佐々木監督時代のなでしこジャパンは、ワールドカップ優勝後も、2012年のロンドンオリンピックで銀メダル、2015年のワールドカップカナダ大会で準優勝と結果を出しましたが、2016年のリオデジャネイロオリンピックはアジア予選で敗退して、出場権を獲得できませんでした。
その責任をとって佐々木監督は代表監督を退任し、立て直しを託されたのが高倉監督でした。
高倉監督は15歳で日本代表に招集された名選手で、日本ではじめて代表チームを率いた女性指導者でもあります。
はじめて代表監督をつとめたU-17日本代表(リトルなでしこ)は、2014年のU-17ワールドカップコスタリカ大会で予選リーグから決勝まで全勝で優勝するという快挙をなしとげました。
その実績を買われてなでしこジャパンの監督についた高倉監督は、佐々木監督時代にうまくできなかった世代交代、新しい代表選手の発掘を3年かけてすすめています。
現在のなでしこジャパンは、2011年W杯優勝経験者からU-17W杯優勝世代のさらに下の世代の選手まで、幅広い世代が融合したチームです。
なでしこジャパンのワールドカップ2019のメンバー予想
高倉監督はメンバー選考に「サプライズはない」と話しています。
しかし一方で、今年に入ってからも各ポジションでいろんな選手を起用しています。特にFW2枚、ボランチ、センターバックの1枚は、まだ先発選手が流動的にみえます。
そのため、本選に選ばれる23人はなかなか予想が難しいです。
僕の予想は以下のとおりです。
GK
山下杏也加(日テレ・ベレーザ)、山根恵里奈(レアル・ベティス)、池田咲紀子(浦和レッズレディース)
DF
熊谷紗希(オリンピック・リヨン)、三宅史織(INAC神戸レオネッサ)、南萌華(浦和レッズレディース)、市瀬菜々(マイナビベガルタ仙台)、清水梨紗(日テレ・ベレーザ)、鮫島彩(INAC神戸レオネッサ)、宮川麻都(日テレ・ベレーザ)、有吉佐織(日テレ・ベレーザ)
MF
阪口夢穂(日テレ・ベレーザ)、宇津木瑠美(シアトル・レインFC)、三浦成美(日テレ・ベレー)、杉田妃和(INAC神戸レオネッサ)、長谷川唯(日テレ・ベレーザ)、中島依美(INAC神戸レオネッサ)、籾木結花(日テレ・ベレーザ)、小林里歌子(日テレ・ベレーザ)
FW
岩渕真奈(INAC神戸レオネッサ)、田中美南(日テレ・ベレーザ)、横山久美(長野パルセイロ・レディース)、菅澤優衣香(浦和レッズレディース)
以上が最有力の23人だと思うのですが、攻守の要になる阪口が5月に入っても所属チームで試合に出場していません。2018年に負った膝の大怪我から、まだ復調していないようです。
昨日、高倉監督は「万が一ということを考えて、少し選手を多めに(選考する)ということも考えている」とメディアに話しています。阪口が呼べないときを想定しているように思えます。
阪口のバックアップは、猶本光(SCフライブルク)、阪口萌乃(アルビレックス新潟レディース)のどちらかでしょう。
ただボランチのポジションは有吉や宮川、市瀬もできます。宇津木もSB、CBができるし、鮫島も左SBだけでなくCBでも使われているので、中盤からディフェンスの選手層はけっこう厚いのです。
そこで、このポジションを一枚削って攻撃的な選手を増やすという選択肢もありだと思います。
その場合は、阪口の代わりは遠藤純(日テレ・ベレーザ)、川澄奈穂美(シアトル・レインFC)、植木理子(日テレ・ベレーザ)、宮澤ひなた(日テレ・ベレーザ)の誰かになると思います。
今年に入って実績のあるFW岩渕真奈選手(INAC神戸レオネッサ)や田中美南選手(日テレ・ベレーザは招集されていません。
高倉監督はこの2人はコンディションに問題がなければ当確と考えて、ここ半年ほど攻撃陣の選択肢を増やすためにいろんな選手を試していたのではないかと思うのですが、そうでなかったらけっこうビックリします。
なでしこジャパンのワールドカップ2019の放送予定
放送は地上波とBSで日本戦は全試合生中継されると思います。
そのために同時期のコパアメリカは地上波、BSとも放送する局がなく、結局VODのダゾーン(DAZN)が独占配信することになりました。
関連記事>>>コパアメリカ2019(南米選手権ブラジル大会)のテレビ放送予定について
スケジュールが公表されたら、ここにも記載します。
女子ワールドカップの放送予定が発表されました。
なでしこジャパンの予選リーグの試合は、地上波はフジテレビ系列、BSはJ SPORTSで放送されます。
LIVE放送の予定は以下のとおり。いずれも日本時間です。
試合予定 | 放送局 | 放送時間 |
6/11(火) 01:00- vs アルゼンチン | フジテレビ | 00:25-03:00 |
J SPORTS 2 | 00:45-04:15 | |
6/14(金) 22:00- vs スコットランド | フジテレビ | 21:49-24:10 |
J SPORTS 1 | 21:45-25:00 | |
6/20(土) 04:00- vs イングランド | フジテレビ | 03:50-06:00 |
J SPORTS 2 | 03:45-07:00 |
フランスで開催される大会なので、日本時間では真夜中になります。
眠気を吹き飛ばすような熱いゲームを期待したいですね。
まとめ
日本女子サッカーは、2018年にU-20ワールドカップで優勝しました。
この世代はU-17W杯を制した世代のひとつ下です。リオ・オリンピック出場を逃したところから再スタートしたなでしこジャパンは、これからしばらく世代別の大会で世界チャンピオンになった選手がどんどん入ってきます。
フランス大会が新たな黄金期の幕開けとなるかどうか、楽しみな1ヶ月が来月からはじまります。
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