房州黒あわびの値段はいくらするでしょうか?
南房総のあわびは、古く奈良時代から続く歴史ある特産物ですが、近年は資源の減少、漁業従事者の減少で漁獲高が落ち込んでいます。
獲る漁業から、育てた稚貝を放流して資源を増やす漁業への転換を進めている房州黒あわびは、千葉県のブランド水産物に認定されています。
房州黒あわびの値段はいくら?
房州黒あわびの値段はいくらぐらいするのでしょうか?
5月に解禁された今年の黒あわび漁。
なかなか市販されている値段の情報がありませんでした。
千倉でもアワビが上がり始めました。年々漁獲が少なくなっているみたいですが、漁が無事に出来て良かったです。 pic.twitter.com/BgJfTTYtEI
— 東安房漁業協同組合 (@jf_higashiawa) May 25, 2021
房州黒あわびは、漁師が海に潜ってひとつひとつアワビを捕まえる、古来からの漁法で獲ってきます。海の状況で潜れない日もあるので、漁獲量はお天気にも左右されます。
育てる漁業を進めるために、漁協では厳しい漁獲制限を守りながら漁をしています。
サイズが12cm以下のあわびを水揚げすると、漁師仲間が連帯責任で次の漁の日に潜れないというルールもあります。
そんなことで、房州黒あわびは獲れるだけ獲れるようにはなっていません。
アワビの買い上げ中。おいしそーです(´¬`) pic.twitter.com/TFOzy1uM6o
— 東安房漁業協同組合 (@jf_higashiawa) August 21, 2019
料亭、レストランやホテル・旅館のようなプロ向けに出荷する分で、漁獲量の大部分は消化されてしまうのかもしれませんね~
例年は、毎月第一と第三日曜日に千倉漁港の朝市が開かれるので、一般の人でも活き房州黒あわびを手に入れる機会があるんですが、今年はコロナ禍の影響でまだ朝市が開かれていません。
というわけで、房州黒あわびの売値は今のところ不明です。
唯一、値段情報を発見できたのが、同じ黒あわびの下関・特牛産の天然ものでした。
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100gが1,100円(税込)と、わかりやすい値段設定ですね。
販売場所は、道の駅北浦街道豊北内のほうほく夢市場でした。
南房総市でも、道の駅潮風王国内に漁協直営の海市場ちくらがあります。
活き黒あわびを直接購入できるとすれば、こちらのお店で買える可能性が高いのではないかと思います。
●「黒あわび」の値段が上がってます♪
⇒ https://t.co/g8kLIlBO5P #アメブロ @ameba_officialより— 魚拓荘鈴木屋 (@gyotakuso) May 29, 2021
旅館経営の方のつぶやきのように、漁獲量次第で値段が動くものでもあるようなので、足を運べる方はぜひ現地でご確認下さいね!
房州黒あわびは通販でお取り寄せできるか?
房州黒あわびは通販でお取り寄せできるのでしょうか?
千葉県産の黒あわびは、楽天市場で購入できます。
でも、1㎏で最大10枚入っているようなので、房州黒あわびのサイズとしては小さいです。
房州黒あわびは、小さくても12cm以上なので、少なくとも一枚240gはあります。
房州黒あわびを間違いなくお取り寄せするには、千葉県南房総市にふるさと納税をする手があります。
返礼品に房州黒あわびを選ぶと、実質2,000円でお取り寄せできるので、スーパーでちょっと高めの魚介類を買うくらいの感覚でいけますよ!
「ふるさと納税って何だ?」という方は、こちらの記事が参考になると思います。房州黒あわびのレシピ
房州黒あわびのレシピをブランド元の東安房漁協が公開しています。
あわびを捌いたことがない方は、ぜひご覧下さい。
<刺身>
- 身の部分に塩を振ってこすり、”ぬめり”を取り、水洗いをする。
- 殻と身の間に固いシャモジかヘラを力強く差し、殻にそって切る様にして身をはずす。
- 身から「わた」を傷めない様に引きはがし「ひも」・「口の部分」・「わた」を切り取る。
- 身の平な部分を下にしてスライスし、殻又は器に盛り、わさび醤油でいただく。
<おどり焼き>
- あわびは殻をつけたまま表面に塩をつけ、たわしでこする。殻もきれいに洗って水気をふきとる。
- 身に1.5cm間隔位いの浅い切り込みをタテ・ヨコに入れる。
- みそと酒を弱火でまぜながら練りあげ(好みで砂糖を入れても良い)この練りみそをたっぷり塗り、網にのせ弱火で焼く。
- みそを取りはずし、食べやすい大きさに切る。
<茹であわび>
- 鍋にあわびを入れ、水とたっぷりの酒でひたひたにし、落としぶたをし、弱火で1時間煮る。
- 「わた」を取り、薄切りにし、わさび醤油を添える。
<蒸しあわび>
- 塩でこすり、水洗いをしたあわびを金串で数ヶ所さして、酒をふる。
- 蒸し器で20分蒸し上げる。
- 「わた」を取り、薄切りし、わさび醤油を添える。
※「わた」を醤油、砂糖、たっぷりの酒で煮ると磯の香が楽しめ、おいしいです。
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房州黒あわびは、漁の解禁期間が毎年5月1日から9月上旬までです。
期間限定の食材なので、機会があったら召し上がってみてはいかがでしょう!
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