珪藻土バスマットからアスベストが相次いで検出されて、珪藻土製品にアスベストが混入していないかが気にかかります。
そこで、現時点でアスベストフリーが確実な珪藻土バスマットを紹介します。
Karariなど珪藻土バスマットでアスベストフリーが確実な製品
アスベストフリーが確実な珪藻土バスマットはいくつもあります。
Karari珪藻土シリーズを販売しているアネスティカンパニーリミテッドは、自社ホームページにアスベスト含有分析結果を掲載して、アスベストが含まれていないことを明らかにしています。
一般人がアスベスト含有の有無を見分けるのはまず無理なので、こうして珪藻土製品を販売している側から、積極的にアスベストフリーを表明してくれるとありがたいですね。
北海道稚内産の珪藻土で製品をつくっているトスレも、検査報告書を公開しています。
こういうアピールはどんどんしてほしいと思います。
今後も新たに公開される情報があれば、ここに追加していきます。
そして、日本珪藻土日用雑貨製造協会の認定商品。
日本珪藻土日用雑貨製造協会とは
「日本産」の「安全」な珪藻土を原材料とし、「日本」で製造された安心な珪藻土商品を知っていただくための活動を行っている団体
です。
この協会が「日本産の珪藻土を使用し日本で製造された商品」を認定しています。認定商品は「アスベスト(石綿)を一切使用しておりません」と宣言しています。
なのらぼというブランドの宇部興産建材というメーカーと、soilというメーカーの製品が認められています。
soilは、自社ホームページでもアスベストは一切含まれていないと公開しています。
珪藻土バスマットで通販で買えるアスベストフリーの製品は?
珪藻土バスマットで通販で買えるアスベストフリーの製品です。
今はどこの製品も通販で買えるんですね~
珪藻土バスマットの買い替えをご検討の方や、これから新たに購入される方は参考にして下さい。
Karari珪藻土シリーズ
トスレ
なのらぼ
soil
ふるさと納税でいただけるアスベストフリーの珪藻土バスマットも見つけました!
秋田県北秋田市の返礼品で、アスベスト不使用宣言をしています。
「ふるさと納税って何だ?」という方は、こちらの記事が参考になると思います。珪藻土バスマットの回収 ニトリとカインズの対応に関する情報
珪藻土バスマットなどの珪藻土製品に基準値を超えるアスベストが混入していた件で、ニトリとカインズがすべての対象製品を自主回収すると発表しています。もちろん、商品代金は返金されます。
家具大手のニトリホールディングス
【第2報】お詫びと自主回収のお知らせ
ホームセンターのカインズ
【重要】12/22 ★回収方法を追加★ 珪藻土商品の回収に関するお詫びとお知らせ
両社とも、中国の会社に製造を委託していました。アスベストが混入した原因は、まだ調査中とのことです。
ニトリのお店には回収相談窓口も開設されたようです。
いま話題の石綿バスマット交換。
返金されて同等品を購入。値下がりしてたので200円ほどお得感(違う)#ニトリ #珪藻土バスマット #アスベスト pic.twitter.com/SmxWbzELmK— しおん/詩音 真琴 (@makoto_sion) December 26, 2020
回収相談窓口はお店が休業する12月31日、1月1日も開いています。
回収対象製品を持ち込める方は、こちらの窓口で返品・返金を受けたり他製品との交換ができます。
窓口設置店舗はこちらで確認できます↓
自分で対象製品を店舗に持ち込めない場合は廃棄せず、1月中旬ごろから順次始まる見込みの回収方法のご案内をお待ち下さい。
電話での問い合わせはこちらから↓
本件に関するお問い合わせ先:株式会社ニトリホールディングス
お客様相談室 0120-209-993(フリーダイヤル)
※電話番号のお掛け間違いにご注意ください
受付時間 10:00-20:00
(12 月 31 日(木)10:00-18:00/1 月 1 日(金)11:00-18:00)
ニトリは、回収対象の珪藻土バスマットの見分け方を公開しています。
引用:https://www.nitori-net.jp/ecstatic/image/pdf/flowchart_coaster_20122515.pdf
珪藻土コースターも、回収対象になる製品があります。
引用:https://www.nitori-net.jp/ecstatic/image/pdf/flowchart_coaster_20122515.pdf
回収するまでの保管方法についても記載があります。
【回収までの商品のお取扱いについて】
対象商品をお持ちのお客様は直ちにご使用を中止していただくことをお願いすると
ともに、一般ごみ等では破棄せず、ビニール袋に 2 重に入れて、テープ等で封を
した上で回収まで保管をお願いいたします。
引用:https://www.nitori-net.jp/ecstatic/image/pdf/nitori_onegai_20122519.pdf
こんな感じで保管しておけばいいみたいです。
毎日使ってたニトリの珪藻土バスマット、アスベストが確認されてしまった。2018年の夏からずっと、大切に使ってきたのにこんな形でお別れとは寂しい。さよなら、ありがとう。ビニール袋二重にして、間にプチプチも入れて、口をテープで止めたよ。これでよいかな??なお削ったことはない(大切とは) pic.twitter.com/n9q8O5nWnx
— あつみん (@achamhime) December 22, 2020
カインズも回収対象製品を公開しています。
引用:https://www.cainz.co.jp/images/information/pdf/20201222_info.pdf
カインズの回収対象製品の見分け方はこちら。
引用:https://www.cainz.co.jp/images/information/pdf/20201225_miwakekata.pdf?_ga=2.250518086.1350145832.1609167424-298077248.1609167424
回収方法に関しては、カインズは以下のように発表しています。
1. 弊社の対応
当該商品を回収のうえご返金致します。
2. 回収方法について
① 店舗へのお持ち込みが可能なお客様
お手持ちの商品をビニール袋に入れ、テープ等でしっかりと封をして頂き、最寄りの店舗までお持
ち下さい。店頭にて、商品回収とご返金をさせて頂きます。
② 店舗へのお持ち込みが難しいお客様
最寄りの店舗、又は、下記のお問い合せ窓口までご連絡下さい。
お手持ちの商品は、ビニール袋に入れ、テープ等でしっかりと封をして頂き、商品回収までご自宅で保管して頂くようお願い致します。その際、ごみとして廃棄したり、指定の方法以外で返却したりしないようにお願い申し上げます。
お問い合わせの窓口はこちらです↓
お問い合わせ窓口(お客様専用)
株式会社カインズ お客様相談室
専用フリーダイヤル〈無料〉
電話番号 0120-659-337
受付時間 10:00~18:00(元日除く)
回収対象になった製品は、当然のことながら販売停止となっています。
現在、両社の店舗で売られている珪藻土製品は、アスベストが混入していない製品だけです。
お店で売っているものを購入するなら、心配しないでいいということですね。
珪藻土バスマットにアスベストが混入していると相次いで発表されるようになったきっかけは、11月の厚生労働省の通知に基づく調査でした。
厚生労働省は11月27日に大阪府貝塚市のふるさと納税返礼品である堀木工所(同市)の珪藻土バスマットからアスベストを検出し、回収を命じたことを発表。あわせて500超の業界団体に関連製品の安全性を確認するよう通知している。
珪藻土製品を販売している企業が一斉に自社商品を調査した結果、ニトリとカインズでアスベストが混入した製品が見つかったという経緯です。
今回、珪藻土製品が一斉にチェックされたので、今後販売される珪藻土製品に基準値以上のアスベストが混入している可能性は低くなるでしょう。
しかしまだ、ニトリとカインズの商品以外にも、この調査でアスベスト混入の製品が出てくる可能性は残っています。
珪藻土製品を買うときには、アスベストが入っていないことを確認しておきたいところです。
すでに持っている方は、どこで買ったものか、どのメーカーの製品かをまず確認して下さい。
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