天国と地獄~サイコな2人~が第5話まで放送され、折り返しを迎えました。
綾瀬はるかさんがまさかの「半沢直樹」イジリなど、小ネタもガンガン突っ込んできて興味の尽きないドラマです。
視聴率も好調ということですが、並行して盛り上がっている真犯人予想に首を突っ込んでみました。
天国と地獄~サイコな2人~の真犯人は誰か?
彩子(日高)が時折みせるようになったこの人間らしい隙が見えた時の綾瀬はるかさんの表情、サイコパスの裏では何かを背負ってる感じがすごく繊細に表されてて好き。#天国と地獄 #綾瀬はるか #高橋一生 pic.twitter.com/VLJ725CyGw
— なちこ (@nachi_mx7) February 16, 2021
真犯人は日高陽斗ではない説の立場で、この記事は書いていきます。
日高陽斗は、同一犯とみられている3件の殺人事件の犯人ではなく、殺害現場を犯行後に掃除する『暗闇の清掃人』ではないかと思います。
殺害現場を片付けている理由は、謎です。
今のところ『Φ』の意味も不明です。
真犯人は誰なのか?
できればドラマの最終回までに、殺人事件の真犯人を見出したいですね。
ここでは今わかっていることから、なぜ日高陽斗が真犯人ではないのか、仮説を提示してみます。
ここまでの天国と地獄のあらすじ
被害者田所仁志の手のひらに書かれた血染めの『Φ』が、3年前に起こった未解決の横浜法務省官僚一ノ瀬正造殺人事件と共通する猟奇殺人。
被疑者の日高陽斗を追いつめたのは、実績を上げられず刑事人生の土俵際に追いつめられた刑事望月彩子です。
しかし逮捕直前に2人はいっしょに歩道橋の階段から転げ落ち、意識を取り戻した病院で体と心が入れ替わったことを知ります。
もとに戻って日高を逮捕することにしか目が向かない彩子は、一時は自殺とみせて日高に殺されかけます。
さらに日高は、天井から逆さに吊るした人のような物体をゴルフクラブで殴打する動画を、彩子に送りつけます。
もちろん入れ替わりの後なので、ゴルフクラブを振り回しているのは彩子自身でした。
翌朝、手のひらに『Φ』と書かれた四方忠良が死体で発見されました。
これで彩子は、元に戻って日高を逮捕すれば、自らも殺人事件の被疑者として逮捕される立場になってしまったと思い込みます。
しかし日高陽斗として彼を囲む人々と接するうちに、彩子は日高が無実かもしれないと考え始めます。
物証は日高が殺害現場にいたこと、事件に関係していることを示しており、日高が何かを隠していることも明らかです。
もし日高が無実ならば、なぜ日高はそれを隠しているのか?
彩子は今、その理由を探っています。
天国と地獄~サイコな2人~日高陽斗が散歩する本当の理由を考察してみた
望月彩子と入れ替わる前の日高陽斗は、創薬ベンチャー企業コ・アースを率いる気鋭の若手経営者でした。
その一方で、散歩本を出版するほどの散歩マニアでもあります。
日高の散歩は独特で、
- 時間もコースもこだわらない
- タクシーに乗ってもいいしレンタルバイクを使ってもいい
というものです。
この設定が、第5話でつながってきました。
第5話で、日高(in彩子)は相方の後輩刑事八巻の了解をとって、散歩と称する単独行動をします。
向かったのは、住宅街の豪邸でした。
日高はたびたび、ここを訪れているようです。
近くの児童公園から、単眼鏡で家の様子を観察する日高。
足元に使用済み錠剤の包装シートが落ちていることに気づき、拾い上げると
『時間がないですねぇ』
とつぶやきます。
日高が見ているのは、田園調布の住宅街にある久米正彦邸でした。
久米は、日高が隠し持っている殺害予定者リストらしき名簿の中に名前があります。
リストには、田所仁志と四方忠良の名前もあります。
先週日高がロッカーに隠したリストの『四方』が『4』?
最後の目黒区で殺人だー、の。
マンガの様な物語の資料もあったけど、その作者?が指示してるとか🤔
もうこりゃ毎週録画しておかないと。#天国と地獄 pic.twitter.com/FNZ1R4MJ1l— たにぞう🐘 (@wv_hax) January 31, 2021
ぜんぶで10軒のリストの住所は、東京都内の9つの区に点在しています。
ここからが仮説です。
日高は散歩と称して、長年この10軒の家の見廻りを続けていたのではないでしょうか。
毎日すべてを回ることはないとしても、タクシーやレンタルバイクがなければカバーするのはむずかしいでしょう。
だから、日高陽斗流の散歩の流儀が生まれたのです。
2軒は、最近猟奇殺人の現場になってしまいました。
児童公園で錠剤の包装シートを眺めながら発した
『時間がないですねぇ』
という言葉は、第3の事件を予見しているかのよう。
他人の行為ならではの表現です。
自分でやるなら
『早くしないといけませんねぇ』
となりますよね?
自分が手を下すのなら、下見と犯行当日で数回現場に行けば十分なはず。
本が書けるほど散歩を続けたのは、小さな変化も見逃さずに犯行の兆しをつかむためだったのではないでしょうか?
日高がなんでそんなことをしているのかは謎ですが、殺人を止めようと日高なりの努力をしていたのではないかと考えています。
日高はたびたび、殺しに関して無実であることを伺わせる言葉も発しています。
その言葉は、無意識に口にしているように思えるのです。
『このまま出頭して日高陽斗として殺害容疑の取り調べを受け 一生 塀の中で過ごしますか?』
『それとも 私と協力して容疑を晴らし 無罪放免になる道を選びますか?』
彩子はこれを聞いて
『「容疑を晴らす」っていうのはやってない人の使う言葉よ』
と返しています。
『次は何番ですかねえ』
『そうですか。終わりじゃなかったんですか。。。』
スパで彩子と、ミンが目撃したと調書に書かれた蝶のチャームの話をしているときも、日高は四方忠良殺害事件を「四方さんの事件」と呼びました。
殺した相手を「さん」付けて呼ぶのは不自然だし、「事件」というのも当事者らしくありません。
会話の相手は彩子。自分の犯行を知っている相手には「四方殺し」とか「四方のとき」と言うのではないでしょうか?
ヒントの2番目と3番目は、誰かの指示で殺しを実行しているのなら言うかもしれないので、無実だと断定はできるものではありません。
でも、1番目は重要です。
彩子が「やってない人の使う言葉」と言っているからです。
刑事の勘は侮れません。
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