手足の冷えの原因は意外な理由でした!対策と予防をするには

たまに足の冷えが酷くて、夜1時間も2時間も寝付けないことがあります。布団に長時間入っていても、ずっと足が冷たいままで痛みすら感じます。

普段、特に冷え性でもないのに何が原因なんだろう、と思っていたのですが、とうとうこれに違いないという理由がわかった気がします。

これが原因なら、この記事で紹介するような即効性のある対策もあるし、そもそも手足が冷えないように予防もできます。

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手足の冷えの原因は意外な理由でした

この季節になると、ときどき異常に手足が冷えることがあります。僕は特に足が酷くて、冷たいのを通り越して痛いです。

靴下を重ね履きしても全然温まらないし、布団や毛布でぐるぐる巻いても効果がありません。

普段とくに冷えやすいという自覚もなく、理由がわからないままだったのですが、今朝のNHKの「あさイチ!」を見ていて、これに違いないという確信を持ちました。

手足の冷えなど、末端が極端に冷たくなるのはAVAが原因かもしれません。

AVAは、手のひら、足の裏と指、耳、鼻、唇とまぶたにだけある血管で、正式名称はArteriovenous Anastomoses:動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう)といいます。

血管は、全身のすみずみの細胞にまで血流に乗せて酸素や栄養素を運び、細胞の廃棄物を回収するはたらきをしていますが、AVAにはこうした機能はありません。

AVAの唯一の機能は、血液循環をコントロールして体温を維持することです。

AVAは動脈が毛細血管につながる手前にあって、静脈に直接つながるバイパスになっています。AVAを流れる血液は、毛細血管から細胞に至る経路を通らずに、ダイレクトに静脈に入ります。

AVAは、暑いときに体表に近い位置にある静脈に多くの血液を流して、皮膚から空気中に熱を逃がし、寒いときは体深部にある静脈に多くの血液を送りこんで、熱の放散を抑制します。

で、身体がある程度の寒さを検知すると、AVAは収縮して手先や足への血流を止めます。これは、脳や心臓など生命維持に重要な器官の温度を優先的に維持するための正常な身体の反応です。

指先や足先の毛細血管と比べると、AVAの血流量はおよそ1万倍になるので、AVAが血流を止めると手先や足先に流れる血流量が極端に少なくなってしまいます。ふだん流れている血流量がほとんどなくなるので、これが手足の冷えの原因になります。

思い起こしてみると、僕の足が痛いほど冷えているときは、背中や腕も冷たくなっていました。それで、寒さ対策が必要だと脳が認識して、AVAが反応していたのだと思います。いくら靴下を重ね履きしても、布団や毛布で足をくるんでも、もともと足の熱が失われているので、いくら待っても足は温まらないし保温効果が出るわけもない、というわけです。

AVAの反応は、人によってまったく違うそうです。しかし手足が長くて痩せている人は、身体の容積に比べて体表面が広いので構造的に熱が逃げやすく、AVAの感度が高くなる傾向があるようです。

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手足の冷えの対策

一般的な冷え性対策として、手足の冷えの改善法にあげられるのは、食事、筋肉の増強といった体質改善の方法で、長期目線の対策です。

でも、AVAが原因のときは、もっと即効性のある方法が有効です。

AVAが理由で手足の冷えが出るとき、身体は寒さ対策のスイッチが入っている状態です。脳が「寒すぎる!!」と認識しているために、AVAが血流量を抑えてしまうのです。

冷えを解消するには、血流を復活させないといけません。そのためには、AVAの寒さ対策を解除する必要があります。

寒さ対策のスイッチを切るには、冷えている手先や足を温めるよりも、身体の大きな場所を温めると効果的です。

首と顔には冷感センサーが多くあって、寒さ対策スイッチのON-OFFと連動しています。首と顔も、温めるのにいい場所です。

手軽なのはもう一枚何かを着込んで、首から背中や腕、腰やお尻、胸とお腹、太ももなどを温めることです。お風呂に入れるなら、それがベストでしょう。シャワーなら、冷えている手足よりも首と背中にお湯をかけましょう。

ヒーターやストーブに手や足をかざしても、なかなか手足の冷えが解消しないことがありますよね。それはAVAが血流を止めたままにしているからです。この場合、背中やお腹、胸といった身体の広い場所を温めるのが、寒さ対策を解除する近道です。

手足に血流が戻れば、短時間で内から冷えが改善していきます。

緊張するとAVAが反応する人もいます。逆にリラックスすると、AVAが血流量を戻して手足の冷えをとる要因になります。

以上、体質改善なんて悠長なことを聞きたいんじゃなくって、今この瞬間にも痛いくらいの冷たさをなんとかしたい、というときに使える方法でした。

AVAが冷えの原因なら、脳に「暖かいから熱を逃がしてもかまわないんだ~」と認識させる環境をつくればいいわけです。

ちょっと乱暴なやり方ですが、痛く感じるほどの水に冷えた手足をしばらく浸けておくと、寒冷血管拡張反応が起こって、AVAは拡張して血流量を増やそうとします。真冬に水仕事をしていると、手がポカポカしてくる経験をしたことがある人はわかると思います。あれと同じメカニズムで、血流を復活させます。

手足を温める方法がないときに、この方法が有効かもしれません。人によっては、劇的な効果があるそうです。

手足の冷えの予防をするには

AVAが原因の手足の冷えを予防するには、冷感センサーが多くある首と顔を温かくしておくと効果があります。

とにかく、身体の寒さ対策のスイッチを入れないことが大事です。

外出するとき、首はマフラーで温かくすることができますね。顔を全部覆っておくのはなかなか難しいことですが、マスクをするだけでもだいぶ違うようです。出掛ける5分前にはマフラーとマスクをしておくと、寒い中を外出してもスイッチが入りにくくなります。

帽子で耳をカバーするのもいいですね。ヘッドホンはどうかな?

手足の冷えに悩まされている人は、ファッション性よりも保温性の高さを優先して下さい。

身体を冷やさないことが、予防になります。

重ね着するときは、服と服の間の温かい空気の層がつぶれないように、上に重ねる服は少し大きめで。シャツの裾はパンツやスカートの中に入れて、襟元のひらいたシャツは避けた方がいいです。

足先から首元まで、体熱で暖められた空気が逃げないようなスキのない服装が理想的です。

まとめ

AVAという血管があることを知って、どうしてあんなに足が冷たくなることがあったのか、わかりました。

身体の寒さ対策の反応で、手足の冷えが酷くなるなんて、人の身体って思うに任せませんね~

でも、これからは足が冷たすぎて眠れないことはなくなりそうです。

今、これまでひざに掛けていたひざ掛けを背中に被っていますが、足先が心なしか温かい気がします。気のせいかもしれませんけれど。。。

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