腰痛の悩みを解消するには
意識をちょっと変えるだけでいい。
聞くだけでは何かのオカルト?
という感じですが
スポーツ医学に基く事実です。
先日、NHKの「あさイチ」で取り上げられた
テーマを紹介します。
腰痛の改善や予防に効く意識の変え方
番組では長年腰痛に悩まされている、川崎市の野村浩子さんが登場します。
野村さんは、こんな悩みをお持ちです↓
「かがんで作業しているときは、だんだん腰がズーンと重くなってくる」
「姿勢を正したときはピキピキと痛みが走る」
しかし、1ヶ月半後には
ほとんど痛みがなくなります。
やったのは、あることを意識するだけ。
それだけで、長年悩まされてきた
腰痛の悩みから開放されました。
薬も使わないし、マッサージもしません。
野村さんが意識したことは
「お尻の穴をすぼめる」
でした。
腰を使う作業をする前に
このことを意識しただけです。
これで1ヶ月半後には
腰痛がほとんどなくなったそうです。
腰痛の原因は共通している
腰痛の85%は原因がわからない
といわれるそうです。
骨や神経の異常とかヘルニアとか
明らかな異変がないのに痛む腰痛が
大部分を占めています。
ただ、
「どの腰痛にも共通している原因がある」
というのがスポーツドクターの
金岡恒治(かねおかこうじ)先生です。
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その原因は
インナーマッスルが使えていないこと
なのだそうです。
その分アウターマッスルに負荷がかかり
炎症を起こして痛みになる
というのが金岡先生のみる腰痛の原因です。
腰のインナーマッスルは腹横筋です。
インナーマッスルは、
意識的に動かすのが難しい筋肉です。
これに対して、腰のアウターマッスルは
意識的に使うことができる筋肉です。
そして、ほとんどの腰痛の原因は
脊柱起立筋を酷使しすぎることです。
腰の痛みは、脊柱起立筋の炎症によるものです。
これを解消するためには
腹横筋も使わないといけません。
そして、腹横筋を動かすコツが
「お尻の穴をすぼめる」
と意識することなんですね。
インナーマッスルは動かそうと意識しても
動かすことが難しい筋肉です。
でも、お尻の穴をすぼめる動作をすると
腹横筋を動かすことができます。
ときどき、
くしゃみでぎっくり腰になる人がいますが
お尻の穴をすぼめてからくしゃみをすると
腰を痛めないですむそうです。
金岡恒治先生ってどんな人
金岡先生は、1998年に筑波大学を卒業した
脊椎専門の整形外科医です。
早稲田大学スポーツ科学学術院教授として
スポーツ医学の教育・研究をすすめています。
シドニー、アテネ、北京五輪の3つの大会で
競泳日本チームのドクターをつとめ
ロンドン五輪ではJOC本部ドクターとして
現地に帯同してアスリートを支えました。
アスリートの腰痛予防研究の第一人者で
著書もいくつか出しています。
インナーマッスルは鍛え方にコツがありますが
簡単にトレーニングができて
肩こりの改善や予防、
ぽっこりお腹を引っ込めるのにも
効果があります。
肩こり対策、ぽっこりお腹対策に興味がある方は
こちらの記事もぜひお読み下さい!
まとめ
いかがでしょうか?
お尻の穴をすぼめるだけでいいなんて
嘘みたいだけれど
腰痛のお悩みがあるなら、やってみても
損はしません。
腰痛対策って、意外と簡単そうですね!
お金もかからないし薬もいりません。
試してみる価値はあると思いますよ!
それではまた!
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