デスクワークしながらダイエットに成功しました。
立ち仕事や営業の仕事からデスクワークになって、太ってしまった人って少なくないようです。体を動かさなくなるから、カロリーを消費しなくなるし、浮腫みやすくもなるみたいですね。
デスクワークしていて、ダイエットをしたいけれどなかなかうまくいかない人に、デスクワーク歴10年以上の僕が、7ヶ月で6キロ減量したダイエット方法を紹介します。
デスクワークしながらダイエットに成功しました
2017年の2月から9月の7ヶ月で、身長175cmの僕は約6キロの減量に成功しました。
体重と体脂肪率、体脂肪量の変化は表のとおりです。
体重 | 体脂肪率 | 体脂肪量 | |
2月13日 | 73.0kg | 22.5% | 16.4kg |
9月26日 | 66.9kg | 21.2% | 14.2kg |
ダイエットしたあともリバウンドしないで、だいたいいつも67~68キロの間にいます。
デスクワークの仕事は、かれこれ10年以上になります。平日はふつうに8時間から10時間ぐらい、パソコンに向かって仕事しています。
仕事が集中すると日付が変わってから食事することも珍しくはなく、平日の睡眠時間は3~5時間。休みの日も、特に運動はしていません。
典型的な太りやすい生活習慣だと、自分では思っています。
ダイエット前の体重は73~75キロぐらいで、健康診断のたびに先生から少し体重を減らすようにいわれていました。
そこで週に何回か10kmぐらい走ったり、毎日1時間のウォーキングをしてみたり、過去には何度もダイエットに挑戦しましたが、うまくいきませんでした。
それが今回うまくできたのは、続けにくいこと、頑張らないとできないことを一切しなかったからではないか、と思っています。
デスクワークしながらダイエットする方法
当時、デスクワーク歴8年ほどの僕が2017年の2月からはじめたダイエット方法は、食事の摂り方を少しだけ変えることでした。
実際にしたことは、お昼のカロリーを600kcal以下にすること。
これだけです。
それまで、平日は職場近くのお店で定食、ランチやラーメンを食べていましたが、それをコンビニで買う食材に変えました。
コンビニランチにしたのは、近所にお店があったことと、すべての食品にカロリー表示があるので管理しやすいからです。
デスクワーク中に座りながらできる、というダイエット法も何ひとつしていません。
そんなことをしたら、仕事に集中できなくなりますし、仕事が滞れば余計に不規則な生活を送るハメになります。
カロリー制限を600kcalにしたのは、完全に勘です。600kcal以内で買える食材をみて、これなら日頃食べている昼食よりも少なそうだと思ったからです。
ダイエットをはじめた2月13日から約2週間後の2月25日に、体重が1.4kg減ったのをみて、これでいけるかも、という気持ちになりました。
あとは、続けるだけでした。途中停滞期もありましたけれど、7ヶ月で6キロ減量できました。
あとから逆算してみると、僕の減量中は1日おにぎり1個分の約200kcalだけ、消費カロリーが摂取カロリーを上回っていたようです。
食べる量をもっと減らして、たとえば400kcal以下としていたら、もっと早く減量できたかもしれませんが、途中で挫折していた可能性も高くなります。
うまくいったのは、辛く感じない範囲で体重が減るカロリーをつかんだからだと思います。
最も重要なのは、無理なく面倒に感じないで、かつ辛くなくて体重が減る方法を見出すことでしょう。
誰しもが昼食をコンビニで買うことで、ダイエットがうまくいくわけではないと思います。
でも、今減らない体重を減らすには、何かを変える必要があります。人によっては、新しく何か運動する習慣を持つことかもしれません。
白米も麺も甘いものも大好きな僕には無理ですが、巷で話題の糖質制限ダイエットとの相性がいい人もいるでしょう。
1980年代には、「おにぎりダイエット」なるダイエット方法が人気を呼んだこともあります。鈴木その子さんという、後に美容家として有名になった栄養士が書いた本が、大ベストセラーになったそうです。
これは毎日、白米のおにぎりと漬物などカロリーの低い副菜を好きなだけ食べて、健康的にダイエットできるという、糖質制限至上主義の人からみたらあり得ないやり方なのですが、著書がベストセラーになったということは、当時この方法でダイエットがうまくいった人が大勢いたのだと思います。
ふつうの日本人は、摂取カロリーの60%以上が炭水化物由来になるそうです。だから、カロリー制限をすると多かれ少なかれ糖質制限になりますし、その方が栄養バランスが保ちやすくていいでしょう。
でも、糖質がダイエットの敵だという思い込みがあるなら、その思い込みは捨てるべきです。
7ヶ月で6キロのダイエットに成功して今でもリバウンドしていない僕の11月の昼食は、19日中9日がファミマの「テリヤキチキンとたまごサンドと北海道産小豆のつぶあんぱん」です。この組み合わせは、553kcalでタンパク質が20g以上あります。個人的には最善のランチです。
これをデスクでパソコンを見ながら食べています。座りながら、何かダイエットにいいことも一切していません。
おそらくダイエットのキモは、何か減量できる方法を見つけたら、それを続けることです。あるいは、続けられることの中から自分に無理のないやり方を選ぶことです。
運動が苦手な人が、無理して運動することはありません。運動するとダイエットにいいというのも、ある意味思い込みです。
運動すればお腹が空くし、お腹が空いて食べ過ぎれば、運動することが逆効果になります。
ひとつだけ、コツがあるとすれば、どんなダイエット方法をしても、毎日同じタイミングで体重計に乗ることです。おすすめなのは、朝起きた直後にトイレにいってから体重計に乗ることです。同じタイミングで継続的に体重をチェックすることで、面倒なカロリー計算などなしでも効果が一目瞭然です。
それから、日々の体重変化に一喜一憂しないことです。週間ベースか1ヶ月単位で減っていれば、ダイエットはうまくいっています。2、3キロの変動は、まったく問題ありません。
デスクワークで座りながらダイエットできるか
デスクワークで座りながらダイエットできるか、というとなかなか難しいと思います。
少なくとも僕は、デスクワーク中にダイエットしようと考えたら仕事が疎かになります。それに、座りながらできる運動なんて、たかが知れています。
そんなことをするよりも、集中して仕事を早く終わらせて、帰ってからジムにでも行ったほうがダイエットにも仕事にもいいと思います。
もちろん、何か他のことをしながら仕事ができる人はチリツモで効果があると思いますが、職場で座りながらできる何かでダイエットができるかどうかを左右することはないと思います。
デスクワークの最中にできるダイエット方法を探している人には申し訳ないのですが、ダイエットの肝は無理なく続けられて減量できる方法を見出すことです。
減量できる方法といっても、運動をして消費カロリーを摂取カロリーよりも多くするという作戦でない限り、どんなダイエット方法をとっても結局のところ食事制限、カロリー制限をする以外はありません。
そこで、食欲との付き合い方がとても重要になります。あまりに我慢すると心が折れてしまいますが、そうはいってもこれまで通りとはいきません。食欲と上手に付き合う方法をこちらの記事で紹介しています。
関連記事>>>ダイエット中に食欲を抑えるための簡単な方法を5つ紹介します
僕自身は、最初の方法だけでうまくいきましたけれど、ほとんどが手間もお金もかけずにできるものです。参考にしてみて下さい。
まとめ
7、8年もの間ダイエットがうまくできなかった僕が、7ヶ月に6キロ減量できたのは、ひとえに無理なく続けられる方法を見出したからです。
目標達成後も継続できるので、リバウンドするリスクも少ないですし、一時的に体重が増えてしまっても、どうすれば減量できるかわかっているので、何の心配もありません。
デスクワークしながらダイエットしたい人は、ぜひ参考にして下さいね!
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