こどもの日の「ひたち海浜公園」は、中学生以下入園無料になります!
そこでゴールデンウィークの最中に、混雑に巻きこまれずにネモフィラ満開のひたち海浜公園を楽しむ方法をご紹介します。
ひたち海浜公園 ゴールデンウィークの渋滞を回避する方法
ひたち海浜公園は四季を通じてお花が見事な場所ですが、GW中にはネモフィラが満開になります。
三才ブックスの「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」でネモフィラが紹介されてから、ひたち海浜公園は毎年来場者数の記録を更新していますね。
まだ有名になる前でも、GWに行くと入場前のチケット購入で並んだり、みはらしの丘の鐘を鳴らすのに行列で順番待ちをしたりしていました。
いまはもっとすごいことになっています。
ひたち海浜公園には3つの駐車場があって4,350台も収容できますし、GW中は臨時駐車場も増設されます。
でも、駐車場にたどり着くのが大変です。2015年の5月4日には「朝8時の段階で周辺道路が混雑して高速から下りられなくなり、入園を断念した」とブログに書いている人がいました。
GWは時間を早めて朝7時半に開園しますが、朝8時でそんな状態だと、どれだけ早くいかなきゃならないか、見当がつきません。
2018年4月の混雑状況をこちらに書きました。
関連記事>>>ひたち海浜公園 駐車場の混雑状況とか渋滞を回避する方法とか
そこで、5月5日にストレスなくひたち海浜公園を楽しむためには、最初から車で入ることは考えません。
その代わり、近場に車を停めて公共の交通機関で乗り込みます。いわゆるパーク&ライドという方法ですね。
具体的には次のようにします。
↓
勝田駅で「ひたちなか海浜鉄道湊線」に乗車して、終点の「阿字ヶ浦駅」下車(約30分)
↓
コミュニティバスの「スマイルあおぞらバス」で阿字ヶ浦駅から海浜公園西口まで(約10分)
スマイルあおぞらバスの替わりに歩いても、約20分で海浜公園の南口につきます。
ひたちなか海浜鉄道の勝田駅では、湊線1日フリー乗車券と国営ひたち海浜公園の入園券がセットになった「入園券付きセットクーポン」を発売しています。
このセットクーポンを利用すれば、湊線の途中下車もできるし、何よりひたち海浜公園でチケット購入のために並ばないで入れます。
ひたちなか海浜鉄道の「ひたち海浜公園入園券付きセットクーポン」
大人 :1,100円
シルバー:1,000円
中学生 : 900円
小学生 : 500円
湊線の通常料金は、【勝田‐阿字ヶ浦】大人片道570円、子ども片道290円です。
往復するだけで元がとれちゃいますw
ひたち海浜公園の通常の入園料はこちらです。
年齢 | 一般 | 団体 |
---|---|---|
大人 15歳以上 | 410円 | 290円 |
シルバー 65歳以上 | 210円 | 210円 |
小人 小中学生 | 80円 | 50円 |
※ 6歳未満は無料。団体料金は20名以上から。こどもの日は小中学生の入園料が無料になります。
勝田駅は、直接ひたち海浜公園に向かう茨城鉄道の路線バスも発着していて、こちらも1日乗車券と入園券のセットがあります。でも、あとで触れる理由で、僕は「ひたちなか海浜鉄道」推しです。
ひたち海浜公園 駐車場はどこで探すか
勝田駅周辺には、地元の人によると駐車場が多くあるそうです。
でも駐車場の話の前に、勝田駅までの道順に触れておきましょう。
東京・千葉方面から来る場合、ひたち海浜公園に向かう車は常磐自動車道の友部JCで北関東自動車道に入り、その先の東水戸道路を通って海浜公園まで行きます。
これに対して勝田駅に向かう場合は、友部JCで北関東自動車道に入り、途中の水戸南ICで下りて国道6号線 から勝田駅に入ります。
でもGWは、すでに友部JC辺りまで渋滞になっていることもあります。その場合は北関東自動車道には入らず、そのまま常磐道を直進して、友部JCの先の水戸北スマートICか那珂ICで下りて勝田駅を目指します。
さて、駐車場の話です。
勝田駅周辺には5つの市営駐車場があります。合わせると400台以上のキャパシティがあります。駐車料金は1時間100円もしくは最初の1時間200円、最大24時間800~2,500円になっています。
周辺にはタイムズなどのコインパーキングもあります。朝早めに勝田に到着すれば、駐車場は空いていると思います。
市営駐車場の詳細はこちらでご覧ください。
参考サイト>>>ひたちなか市営駐車場
でも、小さなお子さんや高齢の方が一緒なので、駐車場を確実に押さえておきたいという人には、2台分だけですが予約がとれる駐車場もあります。
実際、GWの最中にパーク&ライドしたユーザーさんのコメントも載っていましたので、ご紹介しておきます。
GWの混雑さなかのひたち海浜公園へ行くのに、今回は勝田に車を置いて、ひたちなか海浜鉄道で行くために利用しました。勝田駅までは3歳の子どももいたので15分かかりましたが、大人の足ならもっと早く着くはずです。大通りの裏を通れば車もほとんど通らないので小さな子ども連れにも安心でした。ほぼ直線で行けるので迷う事もありません。途中にサザコーヒーもありました。
ひたちなか海浜鉄道経由で現地に入る場合、勝田発8:08の湊線に乗ると9時頃に入園できると思います。
参考サイト>>>阿字ヶ浦行きの時刻表
朝8時前ぐらいにセットクーポンを買っておくといいですね。湊線の勝田駅窓口で販売しています。
ひたち海浜公園 食事はどうするか
ゴールデンウィークも後半になると、できるだけ料理しないで過ごしたいというお母さんは少なくないと思いますが、安心して下さい。公園内にはレストランもありますし、来る途中のSAやコンビニで何か買っておけば、園内の芝生でお弁当を広げることもできます。
でも、ひたち海浜公園の近くには「那珂湊漁港」があります。せっかくなら、那珂湊で水揚げされる新鮮な地魚を堪能していきませんか?
GWはネモフィラの他にも、チューリップ、ハナモモ、菜の花、ポピーが咲いている時期です。お子さんたちにはプレジャーガーデンも楽しいでしょう。でも、朝9時から公園に入れば、11時過ぎには見るべきところは見られると思います。
那珂湊漁港は、ひたちなか海浜鉄道湊線の「那珂湊」が最寄り駅です。「スマイルあおぞらバス」で阿字ヶ浦駅に戻って、那珂湊までは4駅です。
ふだんとちがって、GWは車移動が足かせになります。海浜公園に車で入ると、出るときも渋滞に巻き込まれる可能性があるし、那珂湊で止める場所を探すのも苦労します。
僕がパーク&ライドのひたちなか海浜鉄道湊線推しなのは、これが理由です。それに車でなければ、お昼に海鮮丼といっしょにビールを飲んでも大丈夫ですねw
お天気がよければ、きっと生ビールが旨いです!
晩御飯も那珂湊でおいしいお魚を選んで帰って下さい。晩ごはんのメニューに悩まないですみます。
那珂川をはさんで対岸には、アクアワールド茨城県大洗水族館があります。お昼のあとは、水族館による手もあります。
まとめ
ひたち海浜公園は、ネモフィラが「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」で紹介されてから、本当に混むようになりました。
下手すると駐車場待ちで2時間、3時間。入場券購入にまた1時間なんてこともあるようです。
それでも、ネモフィラの青と空の青のコラボは魅力です。
よかったらパーク&ライド作戦を使ってみて下さい。
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