2022年のカタールW杯の出場権をかけたアジア最終予選は、正念場の10月シリーズを迎えます。
10月7日(木)のアウェー・サウジアラビア戦と12日(火)のホーム・オーストラリア戦の2連戦。
主力のMF久保建英選手、MF伊東純也選手が欠場する中、サッカー日本代表のメンバー発表はいつになるのでしょうか?
初戦のホーム・対オマーン戦を落としてもう負けられない森保一監督の、メンバー選考の考え方も気になります。
日本代表サッカーのメンバー発表はいつ?
10月シリーズの日本代表サッカーのメンバー発表はいつなのでしょうか?
日本サッカー協会(JFA)によれば、サッカー日本代表のメンバーは9月28日(火)18:00からオンラインで発表されるそうです。
会見はなく、メンバーはSNS上で公開されます。
アジア最終予選(Road to Qatar)に臨む #SAMURAIBLUE メンバーは本日18時ごろ発表予定です。
会見の配信はございません。
このアカウントでメンバーをお知らせします。🏆アジア最終予選(Road to Qatar)
🗓10/7🆚サウジアラビア代表🇸🇦
🗓10/12🆚オーストラリア代表🇦🇺#jfa #daihyo #新しい景色を2022 pic.twitter.com/tns6tSCz3L— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) September 28, 2021
2022年のカタール・ワールドカップ出場のためには絶対に負けられない、10月シリーズの強豪との2連戦は、1サッカーファンには久しぶりに痺れるゲームになりそうです。
実は、このゲームを見るためにとうとうDAZNに入会してしまいました。
⇒日本代表サッカーアウェー戦を視聴できるのはDAZNだけ
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交代出場 #三笘薫🇯🇵
いきなりドリブルで魅せる💫💫💫
\🇧🇪ベルギーリーグ第9節
🆚ユニオン×アントワープ
📺Live on #DAZN pic.twitter.com/kVinw3COj9— DAZN Japan (@DAZN_JPN) September 26, 2021
最近は10年選手の我が家のテレビにPCをつないで、大画面で欧州サッカーの日本人選手の動静をチェックするのが楽しみです。
こういうケーブルが役立っています。
9月シリーズのサッカー日本代表のメンバー
9月にはじまったアジア最終予選は、ホームでの初戦のオマーン戦を0対1で落として、一気に監督の去就問題に及びかねない厳しい状況になりました。
9月のオマーン戦、中国戦で招集された選手は以下のとおりです。
ポジション | 選手 | 所属チーム |
GK | 川島 永嗣 | ストラスブール(仏) |
権田 修一 | 清水エスパルス | |
谷 晃生 | 湘南ベルマーレ | |
DF | 植田 直通 | ニーム(仏) |
室屋 成 | ハノーファー(独) | |
佐々木 翔 | サンフレッチェ広島 | |
長友 祐都 | FC東京 | |
中山 雄太 | ズヴォレ(蘭) | |
冨安 健洋 | アーセナル(英) | |
酒井 宏樹 | 浦和レッズ | |
板倉 滉 | シャルケ04(独) | |
山根 視来 | 川崎フロンターレ | |
吉田 麻也 | サンプドリア(伊) | |
MF | 遠藤 航 | シュツットガルト(独) |
柴崎 岳 | レガネス(スペイン) | |
原口 元気 | ウニオン ベルリン(独) | |
鎌田 大地 | フランクフルト(独) | |
南野 拓実 | リバプール(英) | |
堂安 律 | PSV(蘭) | |
伊東 純也 | ヘンク(ベルギー) | |
久保 建英 | マジョルカ(スペイン) | |
守田 英正 | サンタクララ(ポルトガル) | |
FW | 大迫 勇也 | ヴィッセル神戸 |
古橋 享梧 | セルティック(スコットランド) | |
追加招集 | ||
DF | 昌子 源 | ガンバ大阪 |
FW | オナイウ 阿道 | トゥールーズ(仏) |
※ 所属チームは現時点のものです
DF板倉滉、MF南野拓実が故障で離脱したため、昌子源とオナイウ阿道が追加招集されました。
GK以外のフィールドプレイヤーは、ほとんどがヨーロッパでプレーしています。
ヨーロッパのサッカーシーズンは8月か9月からはじまるので、実戦からしばらく遠ざかっていた海外組の選手は、ゲームをやりきる体力や試合勘がまだ十分ではありません。
さらに、8月末までは移籍マーケットが開いているために、招集時に所属チームの確定していない選手が何人もいました。
力のある選手であっても、心身両面でコンディションを整えるのは簡単ではないタイミングです。
Jリーグ組はシーズン後半を戦っているのでコンディションに問題はありませんが、招集時の純粋な国内組はDF佐々木翔、DF山根視来の2人だけでした。
リストには追加招集の昌子源以外に5人が国内組となっていますが、浦和レッズの酒井宏樹とヴィッセル神戸の大迫勇也は8月に欧州からJリーグに復帰したばかりですし、長友佑都は招集時には所属チームがありませんでした。
オマーンは日本戦に向けて、1ヶ月も合宿を張って徹底的に日本対策をしてきました。
ゲームスコアは0対1でしたが、失点の場面以外でも日本の守りが完全に崩されたシーンが何度もありました。
FIFAランキングや選手の所属チームのレベルなどの属性情報を除いてゲーム展開だけを見れば、敗戦は妥当な結果だったと思います。
後講釈、素人考えかもしれませんが、海外組がほとんどを占めるようになった代表選手の選考は、夏の試合に限ってはコンディション優先で、Jリーグで好調な選手を中心に選抜してもいいのではないでしょうか?
10月シリーズのサッカー日本代表のメンバー
9月28日(火)に発表される、サウジアラビア戦、オーストラリア戦の日本代表メンバーも、基本的には9月シリーズのメンバーになるでしょう。
しかし、累積警告や故障の影響で出場できない選手もいます。
サウジアラビア戦では、右SHのレギュラー伊藤純也が累積警告で出場できません。
東京オリンピック、9月シリーズを通じて存在感を示していたMF久保建英は、膝の故障で招集されないようですし、点取り屋の本領を発揮していたセルティックの古橋享梧も、対中国戦で負った怪我から復帰できていません。
一方、シーズン開幕から1か月ほど経った今、欧州組はコンディションが整いつつあります。
9月シリーズで不調だったMF鎌田大地や出場機会のなかったMF堂安律は、チームで復調しつつあるようです。
DF板倉滉も故障から復帰して、ドイツのサッカーメディアが高評価を与えています。
南野拓実は、なかなか出場機会がありませんが、コンスタントにベンチ入りしているので、プレーできるコンディションにはなっています。
キャプテン吉田麻也は、イタリアサンプドリアでSBながら2得点の活躍をし、冨安健洋が加入後の英アーセナルは絶好調で、冨安自身がほぼ完ぺきなプレーを披露しています。
/#吉田麻也 今季2点目🇯🇵👏
魂の追撃ヘッド🔥
\ボヌッチに競り勝ち
たたき込んだ💪🇮🇹セリエA第6節
🆚ユヴェントス×サンプドリア
📺Live on #DAZN#SerieADAZN pic.twitter.com/XJ4qfPzoLr— DAZN Japan (@DAZN_JPN) September 26, 2021
9月シリーズでは、欧州移籍直後だったために招集しなかったと思われるMF田中碧(デュッセルドルフ)とMF三笘薫(ユニオン・サン・ジロワーズ)は、所属チームで居場所を確保しつつあるようです。
オナイウ阿道は、所属チームで絶好調。FWとして最も大事な得点を重ねています。
東京オリンピックでは堂安と久保の控えに甘んじたMF三好康児は、好調な所属チームのアントワープ(ベルギー)でレギュラーとなっています。
欧州組は、9月にポジティブな要素が増えています。
サウジ戦の先発は、前4人と中盤一枚、左SBが注目ポイントです。
個人的サウジ戦の期待先発メンバーは以下のとおりです。
ポジション | 選手 |
GK | 権田 修一 |
DF | 酒井 宏樹 |
中山 雄太 | |
冨安 健洋 | |
吉田 麻也 | |
MF | 遠藤 航 |
田中 碧 | |
堂安 律 | |
南野 拓実 | |
三笘 薫 | |
FW | オナイウ 阿道 |
伊東純也の代わりに堂安律、チームで出場機会が与えられずゲームに飢えている南野拓実がトップ下に入って、左サイドは南野に代わってベルギーでもキレッキレのドリブルを披露している三笘薫が抜擢されると楽しそうです。
好調なアントワープの三好康児を起用してもいいかもしれません。
その場合は、南野が左のままとなります。
中盤は遠藤航のパートナーは、東京オリンピックでもコンビを組んだ田中碧が第一選択。
左SBはJリーグでもやや不安定なパフォーマンスの長友佑都に代えて、東京オリンピックで堅実なプレーを続けた中山雄太を使ってほしいですね。
ワントップのオナイウ阿道選手は、横浜Fマリノスで点取り屋として覚醒した感がありますが、フランスに渡っても点を獲りまくっています。
組み立てに絡むプレーはけっこう雑ですが、ゴール前では冷静沈着で力みがありません。
ポジショニングが抜群で、ワンタッチゴールを多く獲っています。
センターフォワードらしいFWだと思います。
このポジションは、大迫勇也に代わるプレイヤーが出てきていませんが、今勢いがあるオナイウ阿道はぜひ使ってほしいプレイヤーです。
まとめ
10月のカタールW杯アジア最終予選サッカー日本代表のメンバー発表は、9月28日(金)の18:00からオンラインで行われます。
10月シリーズは、コンディションが良い選手が十分にそろっていると思います。
移動距離の問題など、アジア予選特有の難しさがある中、監督の力量がまさに問われる試合になるでしょう。
久しぶりに、痺れるような代表戦が見られそうで楽しみです。
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