友チョコはいつからはじまった?義理チョコとの違いは?学校に持っていくのはどうなの?

娘が、バレンタインデーに友チョコを30個つくらないといけないと言っています。

こういう状況になると

  • 30個も用意するには、子どもにしては少なくないお金もかかるし、時間もかかるし
  • 学校でお菓子を持っていくのは禁止されているはずだし、試験もこれからなのに
  • でも、やらなければやらないで仲間外れにされないか、気になるし

と、まあいろいろ心配になりますね。

自分たちのころは、友チョコなんてなかったし、20個も30個もパティシエじゃあるまいし

と思っているお母さんのために

そもそも友チョコって何というところからはじめましょう!

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友チョコっていつからはじまった?

このブログの管理人ホペイロ調べですから、信憑性はどうかといわれると怪しいですが、「友チョコ」がCMなどプロモーションとしてテーマになったのは2005年頃のようです。友チョコという言葉ができたのも、おそらくこのころ。発祥ははっきりしません。

ただ、女性がバレンタインデーに友達同士でチョコレートを交換し合うということは、ずいぶん昔からありました。

バレンタインデーにチョコレートを贈るというのは、かなり日本的な風習です。女性から男性に愛を告白する、というのも日本以外だとあまりない。

外国の場合でも、バレンタインデーは「恋人に愛を誓う日」ですが、それは男性から女性でもいいわけです。

バレンタインデーの2月14日が「愛を誓う日」となったのは、諸説あるのですが古代ローマ時代の故事にちなんでいるという説が有力です。

ローマの皇帝クラウディウス2世は、兵士の士気をそこなうという理由で兵士が結婚することを禁止していました。しかしそれではかわいそうだと、キリスト教の司祭ヴァレンティヌス(バレンタイン)は皇帝には内緒で兵士の結婚式を執り行っていました。

このことが皇帝の耳にはいり、皇帝から中止せよと警告されることになるのですが、ヴァレンティヌスは命に逆らって結婚式を続けます。そのため皇帝の怒りを買い、ヴァレンティヌスは処刑されてしまいました。

その日が2月14日だったということです。2月14日はローマ神話のすべての神々の女神で、家庭と結婚の神とされるユーノを祭る祝日でもありました。

以上のような背景があるバレンタインデーですが、日本ではこのキリスト教の故事とはほとんど関係なく、独自の文化として女性がチョコレートを意中の男性に贈る日として定着しています。

1936年2月12日に神戸モロゾフ製菓が「あなたのバレンタインにチョコレートを贈りましょう」というコピーを英字新聞に出したのが、女性から男性にチョコレートを贈ることを提案した最初の広告でした。

とはいっても、女性から男性にチョコレートを贈ることが定着したのは、ずっと時代が下って1970年代になってからだとみられています。

このころには小学生でも、2月14日には女子から男子にチョコを渡していました。

職場でも、女性社員が同じ部署の男性にチョコを渡す「義理チョコ」という風習もはじまっていたようです。当時「義理チョコ」と呼ばれていたかはわかりませんが、多くの男性社員をわけへだてなく平等にという意識で、チョコレートが配られていたわけですね。

義理チョコは「贈る」のではなく「配る」ものです。

2月14日には、女性社員がそれぞれ多くのチョコを職場に持ち込むので、女性同士でチョコを交換することが自然発生的に起こることになります。いつからという疑問への回答にはなっていないかもしれませんが、これがおそらく「友チョコ」の原点なのでしょう。

義理チョコの交換にはじまった?「友チョコ」の歴史は、1990年代頃には手作りのお菓子を仲の良い友達同士で持ち寄って楽しむ会的な発展をみたようです。

「本命チョコ」の出来を友だち同士で評価しあうところからはじまったのだと思いますが、だんだん手作りお菓子の交換会というレクリエーション的な側面が強くなっていったのではないでしょうか。このころは仲の良いお友達が集まるパーテイー感覚のイベントですね。

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友チョコと義理チョコの違い

友チョコと義理チョコの違いは何でしょうか?

友チョコは女性同士で交換するものに限るかというと、そうでもなくて仲の良い男友達がいると彼にあげるチョコは友チョコだ、ということになるそうです。

だから今は、本命以外の男性に渡すチョコレートが必ずしも「義理チョコ」とは限らないみたいですね。義理チョコではないチョコをもらう男性の受け止め方が大丈夫か、気にならないでもないですけれど。

義理チョコといえば、2013年に有楽製菓が自社商品の「ブラックサンダー」を「一目で義理とわかるチョコ」というコピーでPRしました。

こちらですね。

こういう商品が出てきたのは、やっぱりその気のない男性に渡したチョコが、誤解を招いて困った女性がけっこういたのでしょうね。

最近のように、友チョコとして20個も30個も用意するのが当たり前という風潮になると、友チョコの中にも義理チョコがあると考えるとスッキリします。本当に仲の良い友達と、単なるクラスメートや渡しておかないと後々ややこしそうだなと思うような子とでは、渡すものがちがったりしますよね。

そうすると、本命の男性以外に贈るのが「友チョコ」で、バッと配るのが「義理チョコ」といってもいいのではないでしょうか。

友チョコを学校で渡すのは

ほとんどの学校では、校則に明文化されているかどうかは別として、お菓子を持ち込むのは禁止されているのではないでしょうか。

親としては、バレンタインデーが平日だと、わが子が校則違反になるようなことをしないかどうかも気になるところでしょうね。

かといって、正論をいってもお子さんが聞き入れるかどうか。友チョコを持っていかないとならない事情が子どもなりにあるかもしれません。

あるいはお子さんが学校で「校則違反になるから、わたしは友チョコ渡さないよ」などというと、仲間外れにされてしまうとか、いじめのキッカケになってしまわないか、と心配になります。

お子さんがわりと飄々としたタイプで気持ちが強い子ならば、自分で必要ならば線引をして友達とつきあえるでしょうからいいのですが、友達関係でいろいろ悩んでしまうタイプの子だと、友チョコを配ることをとめるのもいいのかどうか、迷うところです。

もう少し大きくなれば、だんだん友達とのつきあい方も上手になってくるでしょうけれど、友チョコがキッカケで、友達関係がかわってしまうこともあるかもしれません。理不尽に仲間外れにされたり、あるいは理不尽なことをする側にわが子が回る可能性だってあるわけです。

が、大人になれば社会の中で当たり前に理不尽なことが起こります。ママ友同士のつきあいだって、ときにそうしたわけのわからない話はありますよね。

そういう点では友チョコをめぐるあれこれは、女性が社会に出る予行演習みたいなものかもしれません。

友チョコってどうよ?チョコレート業界に踊らされているだけじゃない?

と個人的には思う人もいると思いますが、メディアの力はあなどれがません。

2012年には乃木坂46のデビュー曲「ぐるぐるカーテン」をつかって、明治が友チョコをテーマにしたテレビCMを流していました。森永も毎年「友チョコ方程式」というコンテンツで、友チョコの提案を積極的に続けています。

何十個も手作りチョコをつくるなんてやめてほしいとかうざい、めんどくさいと思っても、バレンタインデーが友チョコを配るイベントになるのを止めるのは難しいです。お子さんだって、もしかすると嫌々作らざるをえなくなっているかもしれませんしね。

でも気になることはあるかもしれませんが、友チョコの大量生産の経験がキッカケで、お菓子作りや料理に興味をもつこともあるでしょうから、お子さんが友チョコづくりで苦労していたら、お母さんがヘルプしてあげるといいのではないでしょうか。

安くてもおしゃれなラッピングにするのに、たとえばセリアのようなお店を教えてあげたり、他の人とかぶらないレシピを考案するのに、いい相談相手になれますでしょう。

お子さんが考えると、どうしても手の込んだことをしがちになると思いますが、30個からの数の手作りチョコを用意するには、簡単にできるレシピで大量につくることが必要です。

ふだんから家族の料理を手際よく作っているお母さんのちからが、絶対必要だと思います。

でも、誰に渡すとか学校でどうやって配るとかいうところは、あまり口を出さずに子どものやることを見守ってあげましょう。相談されたら、話を聞いてあげるほどの距離感がいいのではないでしょうか。

まとめ

たぶん友チョコはもともと、仲の良い同士で楽しんでいたイベントでした。でも、いまはそれが友達関係を測るものさし的な面が出てきてしまって、親も少し頭を悩ますイベントになっているようです。

モテない男子からすれば、むかしからバレンタインデーはチョコをもらえる子とくらべて、自分のランクというか格差を意識させられてしまう憂鬱な日でした。

女子は女子で悩みがあるということ、めんどくさそうなことをやらないといけないんだ、と知ると、モテない男子の慰めにはなるかもしれません(笑

まぁそんなことで、子どもたちの成長を信じつつ暖かく見守ってあげたいバレンタインデーですねw

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