地域共通クーポンは使えない!?受け取り方とかどこで何に使えるかとか

観光・旅行
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10月3、4日の土日にGo to トラベルキャンペーンを使って、マイカーで東京から神奈川に1泊2日の旅行をしました。

地域共通クーポンをいただき、ありがたく有意義に使い切ってきましたので、その経験をシェアします。

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地域共通クーポンが使えない!?

「地域共通クーポンが使えない」とメディアやSNSで伝えられていた理由には、

  • 受け取り場所になっている宿泊先ホテルにクーポン券が届いていなかった
  • 単純に使えるお店や場所が少ない
  • ホテルの人もクーポンがどこで使えるかを知らなかった

といったことがありました。

いずれも、Go to トラベル事業の第2弾として「地域共通クーポン」の配布がはじまった10月1日(木)直後のものです。

おそらく準備期間がとんでもなく短かったこと、同時にGo to トラベル第1弾で除外されていた東京都発着の旅行が解禁になったことで、旅行会社やホテル・旅館の現場はもちろんのこと、Go to トラベル事務局の方もかなり混乱していたのではないでしょうか。

単純にマンパワーが足りなくて手続きが遅れてしまったとか、紙クーポンの発送漏れや思わぬミス、トラブルもあったでしょう。

事業者側もまったく新しい試みなので、様子見をしていたところも少なくなかったと思います。

開始から2週間以上経った今では、僕が出かけたころと比較すると、使える先がかなり増えている印象です。実際にクーポンを使った御殿場プレミアムアウトレットでは、10月4日(日)の時点で使えるお店は5店舗ぐらいでしたが、今では180以上になっています。

旅行会社や宿泊先も慣れてきているので、クーポン券が届いていないとか、ホテルのフロントで聞いても使える場所がわからないとか、利用者の窓口になるところでの「使えない」事態はかなり解消していると思います。

一方「使えない」という言葉は「使いづらい」とか「手続きがめんどくさい」という意味でも使われます。

たとえば、

  • お釣りをもらえない
  • 電子クーポンの発行操作が手間

とか。

お釣りがもらえないのは「観光先のお店を支援する」という地域共通クーポン発行の主旨からみると、合理的な仕組みです。

なぜなら、もしお釣りが出るような仕組みにすると、利用者は買い物をして品物やサービスを受けとって、自分は一銭も払わずに現金までもらえることになります。

「旅行者に現金もプレゼント!」

みたいなことになってしまいます。ちょっと変ですよね?

お釣り分は旅行先で使わなくてもよくなりますから、せっかく国の予算を使って観光地の支援を行っても、効果が薄まってしまいます。

お店からすると、クーポンの売上はあとで請求してまとめて国から支払われることになるので、その場の現金収入は0です。お釣り分の現金が先に出ていくことになりますから、クーポンの売上が大きくなるほど現金が減って資金繰りが苦しくなります。

これでは「観光先のお店の支援」ではなく、「旅行する人のお財布応援」になってしまうので、地域共通クーポンにはお釣りが出ないのが妥当なのです。

「電子クーポン」はスマホ操作に慣れていない人にとっては、ストレスかもしれません。レジで後ろに人が並んでいるようなときにモタモタしてしまうと辛いですよね?

紙クーポンもあるのだから、利用者がどちらか選べるようになっていればよいと思いますが、そうはなっていません。

まぁ、旅先のお小遣いを国が支給してくれるのですから、多少の不便さには目をつぶって下さいということでしょうか。

選べるようにできなかったのは、準備時間が足りなかったのかどうか、いずれにしろ何かできない理由があったのでしょう。でも、ここは改善されるといいですね~

紙クーポンでは、偽造を疑われて使えなかったというニュースもありました。

利用者に落ち度はないと思いますが、配布された紙クーポンの印刷が悪くて受け取りを拒否されたケースが報じられています。

偽造防止の「COPY」という透かし文字がまるでコピーしたかのように浮き出ていたり、一本の線のように見える小さな「TRAVEL」の文字が、不鮮明に印刷されていて偽造を疑われてしまったそうです。

他にお客さんもいる中で受け取りを拒否されたということで、当事者になってしまった方は本当にお気の毒です。

こんなことが起こるのも、地域共通クーポンの導入が相当なスピードで行われたからなのでしょうね。

印刷の問題はいずれ改善するでしょうが、当面はひと手間かけて自衛策をやっておく方がよさそうです。

紙クーポンを受け取ったら、真ん中上部のスペースに「COPY」の透かし文字が浮き出て見えないかどうか、金額の下に引いてある線のように見える細かい「TRAVEL」の文字がはっきり見えるか、まず確認しておきましょう。

地域共通クーポンを使い切るために

「地域共通クーポン」が使えない、あるいは使いにくい理由をザッと見てきましたが、ここからはせっかくもらった「地域共通クーポン」を無駄なく楽しく使い切るために、事前にやっておいた方がいい準備について書きます。

旅行の予約が済んだら、まず地域共通クーポンの内容を確認しましょう。

重要なのはクーポンの金額、紙と電子の別、受け取り方、利用可能エリア(都道府県)です。

この4つの確認事項を旅行のスケジュールに照らし合わせることで、自分がどのエリアでクーポンを使えるかがわかり、さらに期間と地域で絞り込んでいくと、どこで(お店・施設)何に(飲食・商品・アクティビティ・サービス)いくら使うか、計画を立てることができます。

使える施設やお店は、「Go to トラベル」の公式サイト内から検索できるようになっています。紙クーポンと電子クーポンのどちらが使えるかもわかります。
取扱店舗検索マップ

我が家のケースでは配布されたのは電子クーポンで、使った先は順に、宿泊先の旅館でのお酒代、御殿場プレミアムアウトレットのお店、東名高速道路海老名SSのお店でした。買い物をしたのはいずれも食材です。

アウトレットとSSのお店は、旅館の部屋で「取扱店舗検索マップ」から調べたお店でした。

具体的な計画を立てない場合は、例えば「残額は帰りのSSで食材を買う」と抑えだけ決めておけば、出たとこ勝負でも使い切れないというもったいないことにはなりません。

ただし「抑え」の場所が利用可能エリア内(宿泊先の都道府県と隣接する都道府県)にあることは、必ず確認して下さいね!

クーポンを使い切るのに理想的なのは、あらかじめ使う場所を決めておくことですが、それができないときは現地で使えるお店や施設を見つけなければいけません。

そのときに目印になるのが「Go to トラベル」のステッカーです。

取扱店には目立つところにステッカーやポスターが貼ってあります。

ステッカー
ポスター

タクシーやバスにも貼ってあります。

タクシー・バス

クーポンが使える期間は、旅行初日から最終日の23時59分までです。

基本的には旅行先で使わないと使い切れない仕組みですが、僕のように隣県に泊まる旅行なら、最終日に家に帰ってきた後、近くのコンビニで使うこともできます。

また旅行初日にいつから使えるかは、予約の仕方によって人それぞれで、紙と電子の別、紙クーポンの場合は受け取り方次第となります。

地域共通クーポンとは

ここで、そもそも地域共通クーポンとは何なのか、振り返っておきましょう。

地域共通クーポンとは、10月1日(木)から「Go to トラベル事業の第2弾」として旅行代金の補助に追加された買い物ができるクーポンです。

利用できるのは旅行期間中かつ旅行先都道府県と隣接する都道府県に限定されますが、地域共通クーポンを扱っている施設やお店で自由に使えるお小遣いのようなものです。

クーポンは、旅行代金に対して15%の金額が付与されます。旅行代金が全体の35%割引になるのと合わせて、旅行代金の半額が国から補助されることになります。

補助される金額には上限があり、1人1泊当たり2万円、日帰り旅行の場合は1人1万円となっています。地域共通クーポンの金額では、1人1泊当たり6,000円、日帰り旅行では1人3,000円が上限となります。

総額の上限はなく、5泊6日の旅行であれば最大で1人10万円の補助が、旅行代金の割引と地域共通クーポンの合計で受けられます。

長旅であるほど、金額は大きくなるのですね。

紙クーポンは券面が1,000円の1種類、電子クーポンは1,000円、2,000円、5,000円の3種類の券面があります。計算上1,000円未満の金額は百の位が四捨五入されて500円以上が1,000円、499円までは0円となるため、旅行代金次第で実際に付与される金額は15%を超えたり超えなかったりということがあります。

紙クーポンか電子クーポンかは、旅行予約の取り方で決まります。

どちらの形になるかは申し込み先次第ということになりますが、電子クーポンで受け取ることになるのは、Webサイトからの予約に限ります。

なので、確実に紙クーポンを受け取りたい人は、旅行会社の窓口に出向いて予約をすればOKです。

地域共通クーポンの受け取り方

地域共通クーポンの受け取り方は、旅行予約の方法によって決まりますが、いずれも全額がまとめて旅行を予約した人に渡されます。

旅行代理店の窓口で予約する場合

予約完了後に窓口で紙クーポンを受け取ります。

旅行代理店のWebサイトから予約する場合

紙クーポンは宿泊先でチェックインの時に受け取ります。添乗員の付くツアーの場合、旅行初日に添乗員から渡されることもあります。

電子クーポンは、予約確認メールに記載されている「電子クーポン発行画面」のURLにアクセスしてクーポンを使う時に発行します。あらかじめ発行できないのは、入力情報に利用店舗のコードが含まれるからです。

宿泊施設に直接予約する場合

宿泊先でチェックインの時に紙クーポンを受け取ります。

地域共通クーポンはどこで何に使えるのか?

地域共通クーポンが使えるのは、地域共通クーポンを取り扱っている施設やお店です。入場料、商品・サービスなどそこで販売しているものなら、現金と同じように使えます。

どの施設やお店で使えるか、紙クーポンと電子クーポンのどちらが使えるかは、こちらから確認して下さい。

取扱店舗検索マップ

一方、マップに掲載されている取扱店であっても地域共通クーポンが使えないものもあります。例としては、以下のようなものがあります。

ホテルや旅館の宿泊代金は、地域共通クーポンで支払うことができません。でも、宿泊代金に含まれない飲食費やお土産代には使えます。

旅行でレンタカーを借りるとき、あらかじめ旅行代金にレンタカー代も含まれる場合は、地域共通クーポンが支払いに使えません。旅行代金とは別にレンタカーを借りる場合は、レンタカー代金を共通クーポンで支払うことができます。

使える期間と使えるエリアは、下記のとおり限定されています。

使える期間

紙クーポンは受け取った後、旅行初日から最終日まで。電子クーポンは、初日の15時以降発行ができて、旅行最終日まで使えます。

観光施設の年間パスポートなど、有効期間が使える期間を超えるものでも、使用開始日が「期間内」である場合は地域共通クーポンで購入することができます。

使えるエリア

宿泊先の都道府県とその隣接する都道府県です。

「隣接」とは境界が接している都道府県の他、東京湾アクアラインでつながっている「神奈川と千葉」、青函連絡鉄道でつながっている「北海道と青森」も含まれています。

航路でつながる「東京と静岡」「和歌山と徳島」「兵庫と香川」「愛媛と山口」「愛媛と大分」「山口と大分」「福岡と長崎」「長崎と熊本」「鹿児島と沖縄」も隣接している都道府県になります。

2以上の都道府県で宿泊する旅程の場合、旅行代理店が宿泊先毎に分割してクーポンを発行できるときは、それぞれの宿泊先都道府県とその隣接都道府県に利用エリアが広がりますが、分割できない場合は最初の宿泊先都道府県とその隣接する都道府県のみになります。

日帰り旅行の場合は、主な目的地の都道府県と隣接する都道府県となります。

交通機関の乗車・乗船料金やレンタカー料金として使う場合、始点と終点がともに使えるエリアの中にある必要があります。終点がエリア外になる場合、地域共通クーポンで支払うことはできなくなります。

電子クーポンは、同行者で分けることができません。旅行を予約した人のスマートフォンで、使うたびにクーポンを発行する手続きをする必要があります。

クーポンを使うときは、予約した人もその場に居るか、その人のスマートフォンを持っている必要があります。

その点、紙クーポンなら1枚1,000円で金額分もらえるので、あらかじめ同行者間で分けることができます。買い物のときにみんなが別行動をしてもいいので、電子クーポンよりも使いやすいかもしれません。

旅行をキャンセルしたら地域共通クーポンはどうしたらいい?

やむなく旅行をキャンセルすることになったら、すでに受け取った地域共通クーポンがある場合は返さないといけません。

返却しない場合、給付金を不正受給したことになるそうです。「Go to トラベル」の事務局から返還請求が来ることになり、悪質だと判断されると詐欺罪にあたる可能性もあります。

「Go to トラベル」事務局は、旅行をキャンセルするときは地域共通クーポンも自主的に返却するように呼び掛けています。

返却先は、原則として旅行を予約した窓口になります。

まとめ

地域共通クーポンを実際に使ってみて感じたのは、ふだん買わないものもつい買ってしまうということでした。

時間と場所で限定性のあるものですけれど、自分のお金だとこうはいきません。

もらったお金だから、使うのに躊躇がないこともあります。使い切らないともったいないという意識が働くのですね。

それに多少の理屈を言えば、地域共通クーポンを使い切らないと最終的に国の予算を余らせてしまうことになって、誰も得しません。

使い切ることが、地域共通クーポンを受け取った人の義務です。

地域共通クーポンは、ちょっとした事前の準備で有意義に気持ちよく楽しく使えます。最悪、近所のコンビニで買い物してもいいので、是非とも使い切って下さいね!

この記事が参考になると幸いです。


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