寺島なすの販売場所や値段はいくら?通販でお取り寄せはできるのか?

寺島なす 販売 値段 食材・グルメ
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寺島なすは、江戸時代から継承されている伝統野菜のひとつ。

江戸東京野菜にも登録されています。

長年の伝統がある寺島ナスは、どこで販売しているのでしょうか?

値段はいくらぐらいするのでしょうか?

ここでは、そんな疑問にフォーカスして寺島ナスを調べてみました。

寺島なすの販売場所や値段はいくら?

寺島なす販売場所は東京の西の方にあるようです。

まずは東京都八王子市で。

農協さんの直売所、JA八王子園芸センターです。

値段は寺島ナスが5、6本入って200円です。

この日はレジで30円引きだったようです。

伝統野菜ではありますが、ふつうの茄子と同じくらい気軽に購入できる価格なんですね。

JA八王子園芸センター
所在地東京都八王子市犬目町478-2
電話042-626-0431
営業時間8:30~16:30
定休日年末年始
駐車場普通車30台

東京都小平市でも、販売しています。

こちらも5、6本入っているでしょうか。

値段は230円。

このTwitterでは売り場は不明ですけれど、生産者はOKファームだとわかります。

045_大原賢士
〜新宿から30分の農園!〜東京都新規就農No.045 大原賢士@OKファーム ページ!【東京都新規就農者+αの"東京NEO-FARMERS!】

大原賢士さんが育てた寺島ナス。

大原さん、なかなかイケメン!!

どうやら売り場は小平ファーマーズ・マーケットのようです。

小平ファーマーズ・マーケット
所在地東京都小平市小川町2-1827
電話 / Fax042-348-7244 / 042-344-9130
営業時間9:00~16:00
定休日年末年始
駐車場普通車30台

おなじJA東京むさしの小金井ファーマーズ・マーケットでも、寺島なすは売っていました。

 

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こちらは3本入りぐらいかな?

お値段158円です。

小金井ファーマーズ・マーケット
所在地東京都小金井市中町4-16-22
電話 / Fax042-385-3281 / 042-387-3161
営業時間10:00~16:00
定休日年末年始
駐車場普通車14台

東久留米市では本屋さんで寺島ナスを販売していました。

西武池袋線東久留米駅西口にある野崎書林マルシェです。

何個入りかわからないけれど、ひと袋130円での販売です。

野崎書林マルシェ
所在地東京都東久留米市本町1-3-1
電話 / Fax0424-79-0201 / 0424-79-0502
営業時間10:00~22:00
定休日年中無休

販売場所は他にもあるかもしれませんが、確認できたのは4軒でした。

寺島ナスの名前は、今の東京都墨田区東向島辺りが寺島村と呼ばれていたことに由来します。

江戸時代、寺島ナスは墨田川が運ぶ肥沃な土壌に恵まれていた東向島界隈の特産だったそうです。

でも、この地域で農業を続けるのは難しかった。

それで、同じ東京都でもまだまだ畑の多い23区外の生産者が、寺島なすの生産を継承したのでしょう。

寺島なすは通販でお取り寄せできるのか?

寺島ナスは、通販ではお取り寄せできないようです。

江戸東京野菜のひとつに数えられる寺島ナスですが、長く生産されておらず復活したのが2009年でした。

通販で販売するほどの量が生産されていないのかもしれません。

上記で紹介した直売所を運営している農協でも通販はありませんでした。

寺島ナスを購入するには、お店まで足を運ぶしかないようです。

9月11日(土)に日テレ系で放送される「満天☆青空レストラン」で寺島なすが取り上げられます。

番組と連動する通販サイトの日テレポシュレで、取り上げた食材の番組特選セットが販売されることがあります。

もしそうなったら、ここでも紹介します。

江戸東京野菜の寺島なすとは?

江戸東京野菜のひとつに数えられている寺島なすとは、どんなナスなのでしょう?

寺島なすは、江戸時代に「形は小なれどもわせなすと呼び賞美す(新編武蔵風土記稿)」と称賛された銘品でした。

大正時代の関東大震災(1923年)の復興で東向島界隈の農地が被災者の住宅地に転用され、この地域での寺島ナスの生産は途絶えてしまいました。

しかし、その種は国が作ったジーンバンクに残されていました。

ジーンバンク
野生および栽培植物の種子や、野生および飼育動物の精子、微生物などを収集し保存する機関。
遺伝子銀行とも呼ばれ、日本では独立行政法人農業生物資源研究所がジーンバンクを運営している。

2009年、ジーンバンクに残されていた種を使って、地元の第一寺島小学校の児童たちによる寺島ナスの栽培が再開します。

かつての地元の名産品を復興するというプロジェクトは、第一寺島小学校創立130周年の記念事業としての取り組みでした。

星野農園(三鷹市)の星野直治さんが、茄子栽培の名人として、寺島ナスの栽培の指導監修を引き受けます。

この縁で、東京の西の地域で寺島ナスの生産が行われているのでしょうね。

ちなみに寺島ナスというのはブランド名で、蔓細千成(つるぼそせんなり)という古い品種の茄子なのだそうです。

普通の茄子より小振りで身が引き締まっているのが特徴で、鶏卵ぐらいのサイズが一番おいしいとされています。



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