清水寺の紅葉 混雑状況や京都からのアクセス。バスに乗る裏技とは?

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京都は四季折々いつでも魅力的ですが、紅葉の時期はなおさらです。

清水寺は京都の中でも一、ニを争う人気の紅葉の名所。ライトアップもあるこの時期は、終日多くの観光客が訪れるため、混雑も半端ではありません。

でも、地元の人の知恵を借りると、混雑にそれほど巻き込まれずに清水寺の紅葉を堪能できるかもしれません。

清水寺の紅葉 混雑状況は?

2017年の清水寺の拝観は、10月から朝6時開門で18時が閉門時間になっています。

ただし11月11日から12月3日の期間は、境内がライトアップされる「秋の夜間特別拝観」が17:30開門、21:00受付終了で行われます。特別拝観は日中の拝観券では入場できない入替制です。

清水寺の紅葉ライトアップを堪能したい方には、おすすめの観光コースを関連記事でご紹介していますので、ぜひお読みください。

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清水寺には、朝9時頃から観光バスがどんどん観光客を運んでくるので、境内は混雑してきます。土日祝日などは、日中でも入場できるまで1時間かかることがあります。ライトアップの夜間特別拝観は、入場までに1時間かかることもよくあって、開門前には仁王門の入り口から産寧坂(三年坂)あたりまで列ができるほどです。

周辺の道路も大渋滞するので、京都の人はこの時期にはできるだけ車を運転しないようにするそうです。京都駅からはバスで15分の距離ですが、この時期は約1時間かかります。

京都から清水寺のアクセス

徒歩では、京都駅から清水寺まで約40分かかります。渋滞に関係なく移動できるので、土日祝日は最も予定をたてやすい手段です。足に自信がある方は、徒歩が一番ストレスを感じないで秋の京都を満喫できるかもしれません。

バスは京都市交通局(市バス)が運行しています。土曜日と祝日には京都バスも運行します。清水寺に最寄りの停留所は五条坂もしくは清水道で、いずれもそこから徒歩10分の距離です。バスは本数が多く、紅葉の時期には臨時バスも運行されますが、渋滞の影響で普段は15分以内のところを1時間かかります。ピークのときはバス待ちの人が多く、2、3本見送らないと乗れないほどです。

電車の最寄り駅は京阪電鉄の清水五条駅で、清水寺までは徒歩25分です。京都駅から清水五条駅までは、JR奈良線で隣の東福寺駅に行き、東福寺で京阪電鉄に乗り換えて2駅です。

タクシーは運転手さんが裏道を熟知しているとしても、混雑すると青信号でも全く動かなくなるというほどの渋滞になるので、動かなくなったらそこから歩くつもりで乗るのがいいと思います。ルートが固定されない分、バスよりは早いかもしれません。

自家用車は、避けるべきでしょう。地元の人でも車で出たがらない時期です。よく道を知らない人が、狭い道や一方通行も多い清水寺界隈に乗り入れたら、かなり大変な目に合う可能性が高いと思います。

ただ、清水寺は6時から開門しますので、早朝に拝観してまだ観光バスも入ってこない8時頃までに退散するのなら、駐車場が空いていれば車でもなんとかなるようです。

京都市営清水坂観光駐車場の他、周辺にはタイムズなど一時預かりの民間駐車場が数カ所ありますが、空いていないとその辺を周回して待たないといけないので、ご注意下さい。

京都と清水寺でバスに乗る裏技とは

歩くことに抵抗がない方は、京都駅から歩くか、京阪電鉄清水五条駅から歩くのが、紅葉の清水寺を訪れるのにはいいと思います。

でも、それほど歩けない方は、バス利用になるでしょう。混雑時には中々乗車できないこともあるバスですが、ちょっとしたことで、待たずに座ることができます。

京都在住の方に教わった裏技ですwww

京都駅から清水寺の最寄りの停留所である五条坂に向かうバスは、市バスのうち「清水寺祇園 銀閣寺行き」の100系統か「北大路バスターミナル行き」の206系統です。それぞれ京都駅を出たところにあるバスターミナルのD1、D2乗り場から乗車します。

紅葉シーズンには、この乗り場に長い行列ができることになります。そこでD1、D2乗り場が行列になっているときは、京都駅前の大通りを京都タワー側に渡ってから左手の方向に向かって下さい。少しだけ歩くと、三菱東京銀行京都駅前支店の先に「下京区総合庁舎前」停留所があります。ここは京都駅前のひとつ手前のバス停です。

ここで206系統のバスに乗って下さい。

京都駅前の停留所は降車と乗車の場所がちがいます。大勢の人が京都駅で降りるので、乗車する人たちが入ってくる前にかなりの確率で席が空いて、座ることができます。

五条坂まで1時間の行程になりますから、座れるのならその方がいいですよね?

おそらくバスはなかなか進みませんが、混雑する中、かなり楽に清水寺に向かえると思います。

清水寺拝観後の予定はどうなっていますか?

もし京都駅に戻るつもりだとすると、帰りのバスもやっぱり混みます。数台は見送らないと乗れないし、乗っても立ちっぱなしで1時間ということになる可能性が極めて高くなります。

でも、行きと同様にひとつかふたつ前の停留所から乗車すれば、待たずに乗れるようになります。

清水寺から産寧坂(三年坂)、ニ寧坂(ニ年坂)を通って円山公園に到るコースは、秋の京都を満喫できる散策コースになっています。コースの途中には圓徳院、高台寺とライトアップされることでも有名な紅葉の名所がありますし、円山公園の知恩院も名高い紅葉スポットです。

円山公園の八坂神社の前には「祇園」停留所があり、市バスの100系統、206系統が運行しています。ここで乗ってください。

この系統は先の清水道、五条坂で清水寺観光のお客さんを乗せて京都駅に向かいます。

時間帯によりますが、道路も渋滞することが多いでしょう。でも、バスが満員で乗れないということはないので、ある程度京都駅着の時間の見通しはつけられるでしょう。

円山公園界隈まで歩いてくると、少しがんばって京阪電鉄祇園四条駅、さらにその先の阪急電鉄四条河原町駅にまで足を伸ばせば、京都駅までバスではなく電車で移動できます。もしかすると、電車の方が早く京都につけるかもしれません。駅までたどり着けば、時刻表は正確ですから、京都駅に戻る時間も読めます。

まとめ

京都の紅葉は、多くの人を魅了します。だからこの時期、特に紅葉の色づきがピークになる前後の週末は混雑が避けられません。でも、混雑を理由に京都の紅葉を諦めるのは、ちょっともったいない気がします。

ちょっとした裏技というか、ひと工夫で移動を楽にして、清水寺の紅葉を楽しんで下さいね!

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