12月から翌年2月にかけて獲れるヒラメは寒ビラメと呼ばれ、白身魚でありながらたっぷり脂がのって、ほどよい甘みと弾力のある歯ごたえの濃厚な味わいが魅力です。
茨城県の沖合は暖かい黒潮と冷たい親潮がぶつかる豊かな漁場で、茨城県から福井県の沿岸で獲れる「常磐もの」の寒ビラメは、市場で高く評価されています。
常磐もの寒ビラメの値段はいくらぐらいのものなのでしょうか?
常磐もの寒ビラメの値段はいくら?
旬の常磐もの寒ビラメは、いくらで買えるでしょうか?
こちらが常磐もの寒ビラメです。
肉厚「寒ビラメ」水揚げ 北茨城・平潟 – https://t.co/0Kh284TIrP pic.twitter.com/OR8d0RKswB
— きたかんナビ (@kitakan_navi) January 20, 2022
福島県との県境に近い平潟漁港の様子です。
大きな寒ビラメですね~
ちなみに、茨城県ではヒラメが県の魚になっています。
茨城県産の寒ビラメの値段は、飲食店向けの業務用ECサイトでkg当たり3,283円(税込)でした。
同じECサイトで千葉県銚子港であがった寒ビラメはkg当たり1,728円(税込)です。
こちらは定置網で獲れたものなので、価格差には漁法の違いや大きさも含まれていると思いますが、常磐ものが高く評価されていることがわかります。
福島県産の寒ビラメはサクで100g398円。
本日極寒ツーリングの戦果:
福島の地酒(国権酒造さんと鶴の江酒造さんの会津中将)小瓶2本
寒ビラメのサク
スタジオ照明の撮り方( ᐙ ) pic.twitter.com/2Sa8mJGb9K
— かねライダー@🐦🐢🇮🇹 (@vulcan1500r15) January 23, 2021
これはスーパーなどの小売店で購入したもののようです。
小売り価格では、常磐もの寒ビラメはkg当たり4,000円ぐらいになるのですね。
常磐ものとは?
常磐ものは、うまい魚介類の代名詞です。
常磐沖と呼ばれる茨城県から福島県にかけての太平洋岸の沖合は、北上する暖かい海流の黒潮と南下する冷たい海流の親潮がぶつかる「潮目の海」で、海流に乗って北からも南からも様々な魚介類が集まります。
この投稿をInstagramで見る
「潮目の海」は魚の餌になるプランクトンが豊富なので、栄養をたっぷり摂ったサイズが大きく質の良い魚介類が育つ一大漁場になります。
茨城県から福島県の太平洋沿岸には、大小数々の漁港があります。
これらの漁港で水揚げされる魚介類は、首都圏でその質の良さが際立っていることから「常磐もの」と呼ばれて重用されていましたが、2015年からは福島県いわき市が地域ブランドとして常磐もののPRに力を入れています。
【常磐もの】いわきの郷土料理を提供する飲食店のご紹介!
【浅草だるま屋本店】
●あんこう鍋2人前~ 当日予約OK
6,480円(税込)/2人
●ホッキ貝浜焼‥880円
●ホッキ貝刺身‥880円
●目光の唐揚‥880円
●どんこ煮付‥1,300円
いわき駅~徒歩約5分#いわき市 #あんこう鍋 #ホッキ貝焼き #ホッキ貝刺身 pic.twitter.com/owh89XcMkY— いわき市総合観光案内所 (@kankouiwaki) January 19, 2022
常磐もの寒ビラメを売ってる場所はどこ?
常磐もの寒ビラメを売ってる場所はどこにあるでしょうか?
東京都内で鮮魚店を7店舗展開しているsakana baccaは、常磐ものを扱っています。
直近では三陸常磐フェアも開催中です。
/
素材の良さを活かした水産品が大集合!
三陸常磐フェア
\sakana bacca5店舗にて三陸常磐フェアがスタートしました!https://t.co/yzoNjmNovQ
■開催期間
1月14日(金)~27日(木)の14日間■開催店舗
中目黒、都立大学、中延、五反田、豪徳寺の5店舗— sakanabacca (@sakanabacca) January 14, 2022
首都圏ではイオン各店に、福島県が県の事業として常磐ものを販売する福島鮮魚便コーナーを展開しています。
この投稿をInstagramで見る
寒ビラメも置いていますね。
福島鮮魚便コーナーのあるイオンのお店は、常設店が14店あります。
詳細は福島県のウェブサイトをご覧下さい。
いわき市の鮮魚店大川魚店でも、寒ビラメを販売しています。
いわき産ひらめのタタキ
最近いわきで、ひらめが水揚げされるので、タタキ丼にしました。ひらめと刻みネギ、生姜をたたくだけです。皆さんも是非お試しください。#ひらめタタキ#大川魚店 #いわきグルメ pic.twitter.com/sVhASH4YSS
— 大川魚店 (@ookawauoten) January 19, 2022
こちらがウェブサイト。
同じくいわき市のお魚ひろば はま水でも、寒ビラメ販売中です。
この投稿をInstagramで見る
こちらが公式サイトです。
いわき市のウェブサイトでは、大川魚店やお魚ひろば はま水も含めて、常磐ものの鮮魚を販売しているお店を紹介しています。
福島県の常磐ものPRサイトでは、首都圏で常磐ものがいただける飲食店を紹介しています。
今の時期なら寒ビラメをいただけると思います。
常磐もの寒ビラメは通販でお取り寄せできる?
常磐もの寒ビラメは通販でお取り寄せできるでしょうか?
常磐もの寒ビラメの販売場所で紹介した大川魚店のオンラインショップでは、常磐ものを代表するヒラメ、メヒカリ、カツオの3種のお刺身の盛り合わせセットがありました。
今は売り切れていますが、タイミングが合えば常磐もの寒ビラメがお取り寄せできます。
この他には一般の消費者向けの通販で、常磐ものを指定して寒ビラメが購入できる通販サイトは、調べた限りではありませんでした。
大手通販サイトでは寒ビラメがお取り寄せできますが、産地は日本海側や瀬戸内、九州方面のものが多いようです。
でも、飲食店などが利用する業務用オンラインショップでは、以下のサイトで産地を指定して寒ビラメを発注できるようになっています。
まずは、上でも紹介した八面六臂。
sakana baccaの株式会社フーディソンが運営している魚ポチでも、常磐もの寒ビラメが注文できます。
どちらも単品で発注できますが、基本業務用なのでご利用の際はご注意下さいね。
まとめ
常磐もの寒ビラメは、12月から翌年2月が旬で、1年でもっとも脂がのって身の締まっている絶品のお魚です。
地元の茨城県や福島県、首都圏ではスーパーや鮮魚店で購入できます。
通販ではあまり出ていなくて、常磐もの寒ビラメをいつも扱っているのは業務用ECサイトです。
この記事はお役にたてましたか?
あなたのお役にたてたとしたら、
以下のソーシャルボタンで共有していただくと嬉しいです(*^^*)
↓
コメント