二黄卵はどのくらいの確率で生まれるのでしょうか?
二黄卵は黄味が2つある卵。ふだんの買い物では、滅多に出会うことのない珍しい卵です。
とはいえ特別な理由で生まれるわけではなく、確実に一定の割合で二黄卵は生まれています。
縁起ものともされる二黄卵をまとめて購入できる通販も紹介します。
二黄卵が生まれる確率は?
二黄卵が生まれる確率は1~2%、100個に1個か2個ということですね。
どこでいつごろ生まれるか?
養鶏場では、あらかじめわかるそうです。
なぜなら二黄卵を生むのは、産卵をはじめたばかりの若鶏に限られるから。
鶏の年齢で群れを管理しているので、いつどの群れで生まれる卵に二黄卵が混じっているかは見当がついているのです。
あとは、ふつうの卵と二黄卵が区別できればいい話。
おそらく、両方見くらべたら素人でもだいたいわかります。
左が二黄卵、右がふつうの卵です。
産みはじめたばかりの若鶏が生む卵は、小振りなサイズなのが普通です。
その中に双子の卵があれば、相当目立ちます。
二黄卵は縁起がいい?
二黄卵は縁起がいいのでしょうか?
そこを考えるには、二黄卵が生まれる理由を知る必要があります。
卵を産みはじめたばかりの若鶏は、ホルモン分泌と産卵リズムがまだ不安定なので、排卵が連続して起きたり、一度に2つの排卵が起きたりします。これが二黄卵になります。日が経つにつれてホルモンと産卵リズムが安定してくるため、二黄卵は生まれにくくなります。
鶏の生涯で二黄卵を生める時期はごくわずかです。どの若鶏でも生めるわけではありません。
そういう意味では希少価値がある卵ともいえます。
でも、それで縁起がいいかどうかはなんともいえません。
調べた限りでは、何か縁起がよくなるようなエピソードがあるわけでもないようでした。
ただ、二黄卵はふつうの卵よりも高く売れるそうです。1.5~1.7倍程度だとか。
ということは、二黄卵を好んで選ぶ考え方はあるのでしょうね。
二黄卵が縁起がいいかどうかは、受け止め方次第という感じもします。四葉のクローバーみたいなものかもしれません。
広島風お好み焼きの名店で、ミシュランガイドにビブグルマン認定を受けている八昌さんは、二黄卵を使い続けています。

でも、二黄卵が生まれるのは自然現象ですから、殻を割ったら黄味がふたつ入っているのを見て、気味悪いとか怖いと思う必要はありません。
養鶏の世界では、昔から二黄卵が生まれる確率を高める研究もされています。
エサのやり方によって、二黄卵の発生確率を引き上げる方法はわかっているそうです。
アメリカでは交配によって二黄卵を多く生む鶏種もあるようです。
二黄卵は通販ではまとめて販売している
二黄卵は、通販ではまとめて販売しています。
でもスーパーなどでは、特に二黄卵として販売していることはないですよね。
殻を割って中身を確かめるわけにはいかないので、大規模な流通網に乗せるのは難しいのかもしれません。
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大規模な流通には乗せにくいので、直売所で販売している養鶏場は案外多いようです。
近所に養鶏場の直売所がある方は、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
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