北海道の方から富良野メロンをいただきました。
赤肉でルビーという品種のメロンです。
食べごろは手元にとどいて何日かしてからということだったので、一番美味しくいただけるタイミングを選ぶにはどうしたらいいか、調べてみました。
富良野メロンの食べごろはいつか
富良野メロンは今やブランドメロンとして贈答にも使われる高級品ですが、先日知り合いの北海道の方から赤肉のルビーという品種のメロンをひとついただきました。
重さを測ってみると2キロぐらいある大玉でした。
ちょうど、こんなのですね。
自分で買うことはまずない高級品です。お値段もけっこうするはずです。
メロンは食べごろを迎えるまで何日かみる必要があります。こんなことは滅多にないので、どのくらい置いたらいいか、何をみて食べ頃を見分けたらいいかを調べてみました。
一番美味しいときに食べてみたいと、自然に気合もはいります。
箱の中には生産者さんのメッセージが入っていて、
手元に届いてから「4~5日」、少しやわらかい果肉を好む方は「6~7日」位が食べ頃
と書いてありました。
メロンを追熟させる方法
メロンは収穫の時期と美味しいタイミングがちがう農作物です。
多くの生鮮食品は、採れたてが一番美味しく感じるタイミングですが、メロンは本来の美味しさを引き出すのに、追熟という工程が必要になります。
お店に並んでいるメロンは、贈答品をのぞけば追熟の時間を見込んで出荷しているので、買ったらすぐに食べても美味しいのですが、いただきものの場合はタイミングを見計らう必要があります。
家庭で追熟をするには、常温保存が基本です。
風通しがよく日の当たらない場所で、気温25~30℃以下の環境で保管できればベストだそうです。
エアコンの冷風が当たる場所は避けて、数日間そのままで置いておきます。
追熟が完了したら、最後は2~3時間冷蔵庫で冷してからカットすると、冷たくて甘い富良野メロンが堪能できるはずです。
メロンの食べ頃の見極め方
問題は、何をもって食べ頃を見極めるかです。
僕が調べた限りでは、追熟完了のサインは以下の4つでした。
- つるがうすい緑色から茶色く変色して、乾いている
- 網目の奥から除く皮の色が、緑色から薄い黄色や白っぽくなる
- つると反対側のお尻を指で押すと、やわらかく少しだけへこむ
- メロンの甘い香りが漂ってくる
前にも上げたこの写真を撮ったとき、すでに10日目で香り以外のサインは全部出ていました。
僕は、もう食べ頃のハズだから冷蔵庫に入れて今夜食べようと主張したのですが、家族会議の結果、僕の意見は否認されて、実際にメロンを味わえたのはさらに2日後になりました。
果肉の色の濃いところは、少し熟しすぎていて発酵がはじまっていました。
もちろん、それでもとても美味しいのですが、最高のタイミングではなかったな、と。。。
2日前に食べていればベストだったと思うのですが、家の中では波風を立てないように、その思いは胸に秘めたままでいますw
生産者さんのメッセージにも書いてありますが、ルビーという品種は比較的日持ちのするタイプなんだそうです。追熟期間は長めの品種。
だから10日以上置いていても、美味しくいただける状態でしたが、他の品種だったら過熟してしまったでしょうね。香りが広がりにくいのも、この品種の特徴かもしれません。
追熟完了のサインでわかりやすいのは、つるや皮の色やお尻のやわらかさという要素だと思います。
追熟を早く進めたい場合は、メロンをビニール袋に入れて、少し温度が高くなるところに保管するといいそうです。
メロンは追熟中にエチレンガスを発生しますが、ビニールで包んでおくと、エチレンガスが追熟を促進するはたらきをするのだそうです。
まとめ
滅多にお目にかかれない高級メロンをいただいたので、食べごろの見極め方を全身全霊をかけて調べてみました(笑)
もし機会があれば、次こそは追熟完了を見極めて、ベストのタイミングでメロンを食したいと思います。
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