お気に入りのセーターの毛玉の取り方はどうしてますか?
裏ワザ的ないい方法を教えてもらったので、実際に毛玉取りをやってみました。その結果の報告です。
セーターの毛玉の取り方
セーターの毛玉って、毛玉取りを使っても意外に取りにくかったりしませんか?
ハサミやカッターだと、間違えて生地をザックリやってしまったり、けっこう時間がかかったりしますよね。
先日NHKの「あさイチ」で、毛玉取りのいい方法を紹介していました。紹介されていたのは、生地を傷めないで毛玉を取りすぎないので、セーターが薄くなるのも防げるやり方です。
でもセーターに優しい方法だと、ちゃんと毛玉が取れるのかどうか気になります。そこで、実際に自分のセーターで試してみました。
用意した道具は、右から梱包用の紙テープ、台所用のスポンジ、600番と400番の紙やすり(サンドペーパー)です。
どれもセリアのような百均で買えるものでOKです。紙テープとスポンジは家にありましたが、紙やすりは実際に近所のセリアで買ってきました。100円で、番手によって6枚とか8枚とか入っています。
道具の使い方です。
2.スポンジの柔らかい面で生地をこする
3.スポンジの硬い面で生地をこする
4.600番の紙やすりで生地をこする
5.400番の紙やすりで生地をこする
手順の3以降は、毛玉の取れ方が不十分なときに続けます。十分に取れたらそこで止めておきましょう。
セーターの毛玉をスポンジで取ってみた
実際にスポンジで毛玉を取ってみました。
試してみたのはこちらのウール100%のセーターです。
全部やると大変なので、まずは袖のところの毛玉だけ取ってみます。
まず、袖のところをテープでペタペタして、毛玉を立たせます。ちょっと見にくいのですが、赤丸で囲ったところに毛玉があります。
次にスポンジの柔らかい面でこすりました。でも毛玉がうまくとれなかったので、硬い面を使うとかなりいい感じで取れました。
一部取りきれなかった毛玉もありましたが、生地からかなり立ち上がっているので、毛玉の先をつまんでスポンジの角を当てるようにすると簡単に外れます。
スポンジ両面で取れた毛玉がこちらです。
無事に毛玉はきれいに取れました。
セーターの毛玉がスポンジで取れないときは
別のニットも試してみました。
こちらはウール72%、ポリエステル21%、指定外繊維(プレスサーモ)7%でできています。
紙テープをペタペタして毛玉を立たせた状態です。色はグレーに見えますが、ホントは黒いセーターです。
スポンジの両面、柔らかい方も硬い方も使ってこすった後の写真ですが、上の写真とあまり変わりません。
そこで600番の紙やすりでこすってみると、毛玉がしっかり取れました。
といっても、ちょっとわかりにくい感じなので、毛玉の写真も載せておきます。右がスポンジ両面分、左が600番の紙やすりの分です。
スポンジで十分に毛玉が取れないニットには、600番の紙やすりが効果的でした。
ちなみにウール100%のセーターにも、紙やすりをかけてみました。
目の細かい600番を使うとこうなって
目の粗い400番を使うとこうなりました。
このセーターは、スポンジで取れた毛玉が一番多かったので、紙やすりを使うのは毛玉の取りすぎになってしまいますね。無駄に繊維を削ってしまうので、スポンジだけにしておくのが良さそうです。
まとめ
セーターの毛玉取りは、台所用スポンジと600番、400番のサンドペーパーがあれば、生地を傷めないできれいに取ることができます。
大切なセーター、お気に入りのニットのお手入れに使ってみてはいかがでしょう。
カシミアとかもっと高価なセーターは、600番よりも目の細かいサンドペーパーの方がいいかもしれません。気になる方はトライして下さいね!
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