石井正則の経歴に関わる二人の重要人物とは?ハンセン病の写真集と写真展

紳士録・淑女録
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今、ドラマや映画でバイプレーヤーとして存在感を発揮している俳優・石井正則さんの経歴には、二人の人物が重要な役割をはたしています。

多才で幅広い趣味を持ち、写真集を出版し写真展も開催した石井正則さんのプロフィールを見ていきましょう。

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石井正則の経歴に関わる二人の重要人物とは

石井正則さんの名前が知られるようになったのは、およそ25年前のことです。

アリtoキリギリスというお笑いコンビで、フジテレビで放送していたバラエティ番組「ボキャブラ天国」に出演して、スーツ姿のサラリーマンコントでブレイクしました。

ボキャブラ天国
視聴者投稿のダジャレや替え歌を短いVTRにして、品評する番組
MCにタモリ、サブMCにヒロミ、谷村新司を起用
爆笑問題、ネプチューン、くりぃむしちゅーなどが若手芸人として出演していた

 

ボキャブラ天国のサラリーマンキャラは、サブMCだったヒロミさんのアドバイスで生まれたものでした。

石井さんはあるインタビューで

僕の話し方を見たヒロミさんが「スーツを着たサラリーマンキャラにするといいよ」って言ってくださって、次までに急いでスーツを用意して出演してっていう感じでした。

と語っています。

素直にヒロミさんのアドバイスを聞いた石井さんと相方の石塚義之さんは、ほとんどの芸人がカジュアルな服装で出演する中、毎回きっちりスーツを着て出演して注目されるようになったのです。

 

 

「ボキャブラ天国」に出演していた石井正則さんに注目した人のひとりが、当時の大人気ドラマ「古畑任三郎」の脚本を書いていた三谷幸喜さんでした。

三谷さんはボキャブラ天国の石井さんを見て、いっしょに仕事がしたいと思ったそうです。

そこでボキャブラ天国にパネリストとしてゲスト出演したときに

「僕、石井さんのファンなんですよ。今度、ぜひお仕事、一緒にしたいと思ってるんです」

と、初対面の石井さんに声をかけました。

 

当時の三谷さんは「古畑任三郎」の他にも、人気ドラマをかかえる超売れっ子脚本家。

収録の合間にスタジオの廊下で声をかけられた石井さんは、単なる社交辞令と思ったそうです。

 

しかし半年後に正式なオファーがあり、石井さんは西園寺守という新キャラクターを演じることになります。

西園寺は古畑任三郎も一目置く優秀な刑事で、その優秀さゆえに古畑のバディ役だった今泉から一方的に嫉妬される役回りでした。

打ち合わせの席で三谷さんは

『ボキャブラ』の中で石井さんは場に馴染めてない感じがいい。だからドラマの現場でも馴染もうとしなくていいので、とにかく一生懸命やってください。緊張すると思いますけど、緊張してていいです。西園寺は刑事としての古畑に憧れているので

と、石井さんに話したそうです。

当時のアリtoキリギリスはふたりとも20代前半で、出演者の中でもっとも若手です。すでに人気があり世代も上だった他の芸人グループとは、あまり馴染めていないことを自覚していました。

演技経験がゼロだった石井正則さんが、いきなり人気連続ドラマのレギュラーに大抜擢されたのは、この場違いな感じがむしろ良かったのかもしれません。

三谷さんの言葉を読むと、西園寺守は石井正則さんに当て書きした役のようにもみえます。三谷さんは、本当に石井さんのファンだったのですね。

 

「ボキャブラ天国」というバラエティ番組がつないだヒロミさん、三谷幸喜さんとの出逢いが、石井正則さんのキャリアに大きな影響を与えています。

石井正則さんのプロフィール
俳優・ナレーター
1973年3月21日 生
神奈川県出身
神奈川県立商工高等学校 卒
身長158センチ
ホリプロ所属

ハンセン病療養所の写真集を出版し写真展も開いた

石井正則さんは、多才な人です。

ホリプロのプロフィール紹介には

自転車・フィルム写真・喫茶店めぐり(全国2,400件以上)・時計・読書

を趣味としてあげています。

 

さらに2つの資格をもち

かながわ検定横浜ライセンス3級、漢方養生指導士中級

 

名人位をもち大使を務めたり、会長に就いたりしています。

七代目自転車名人 初代ミニベロ親善大使 駄カメラ写真協会会長

 

かながわ検定横浜ライセンスは、有名人ならではの地元PRのお仕事の一環かもしれませんが、漢方養生指導士って、名前をみるだけでディープな感じですねw

自転車は12台も持っているそうです。

ミニベロというのは折り畳み自転車のことですね。

 

珈琲と喫茶店をこよなく愛し、訪れたお店が2,400軒というのは凄いです。

 

自転車が2、3台では済まないことや、回った喫茶店の軒数をみると、石井さんは相当な凝り性です。

 

ことさら、写真はプロ並みです。

昔ながらのフィルムカメラがお好きで、フィルムカメラの本を出版しています。

安いフィルムカメラを、駄カメラというそうです。

 

一方、本気で撮るときにはエイトバイテンという大判フィルムを使う大きなカメラです。

2020年にはエイトバイテンを使った写真集を出版して、写真展も開きました。

その写真集がこちら↓

全国に13か所あるハンセン病療養所で石井さんが撮ったフィルム写真と、療養所入所者の詩23篇を収録しています。

写真展も、東京都東村山市にある国立ハンセン病資料館で、12月6日まで開催されていました。

石井さんやご家族は、ハンセン病とは何も関わりのない人でした。

その石井さんが、仕事の合間を縫って自費で全国に13あるハンセン病療養所跡を訪れて写真を撮ったきっかけは、テレビで放送されたハンセン病に関するドキュメンタリー番組の映像にあったそうです。

その映像に釘付けになった石井さんは、フィルムカメラに収めなければいけないと、ある種使命感のようなものを感じたのだそうです。

そこは、役者として持ち合わせた、人に何かを伝えるという感性が反応したのかもしれないですね。

 

石井正則さんは、現在独身です。

これまでに2回結婚して、2回とも離婚しています。お子さんはいないようですね。

 

多才な石井正則さんですが、結婚生活にはあまり向いていなかったのかもしれません。

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