ブランド品の買取査定をするなら 保証書なしとか高く売る方法とか

暮らし・生活の知恵
この記事は約6分で読めます。

今持っているブランド品を売るなら、無料査定をつかう人が多いと思います。

査定に納得できれば売るし、納得できなければ売らない。ふつうはそうでしょう。でも、せっかく売る気になったら、高い買取価格でキッチリ売りたいですよね?

品物をもって古物商をあちこち回りたくない人に、内部情報をお教えいたしますw

ブランド品の買取査定をするなら知っておくといいこと

もう7年以上になりますが、仕事の関係で古物商のおじさんと仲良くしていただいています。

この方はお一人でお店をしているのですが、電話ひとつで全国どこにでも出向いて、いろんな品物を買い取ってきます。

骨董品に絵画や書、現代アートもあれば古い刀、時計から車まで、本当にありとあらゆる品物を集めてくるんですね。

で、いつも僕に言うのが

「この仕事は、とにかく品物がないとはじまらないよ。儲かるためには買わないとね。」

「いいものを買うには、仕事を選んでちゃダメ。どんなものでも依頼が来たら、見に行かないといけないですよ。コツコツやっていると、ときどきトンデモナイものに出会えるんだ。」

ということをおっしゃいます。

ブランド品のリユース、リサイクルも古物商の仕事です。だから、まずモノを集めないと話がはじまりません。

古物商の世界はちょっと面白くて、買い取った品物を売る場所は基本的に3つあるんですね。

  1. お得意さん
  2. プロ同士で売買する市場(プロマーケット)
  3. オークション

手に入れた品物がお得意さんの欲しそうなものだったら、まずお客さんに聞いてみるのだそうです。

出自がキチンとしていて所有者の履歴もあるモノは、オークションに出せる可能性が高いです。

でも、圧倒的に多く使うのがプロマーケット。ここは価格の付き方も独特です。もちろん希少価値のあるものは高値がつきますが、モノによっては同種のものをたくさん集めると良い買い手がつきます。

ファッション関係の古着や、ブランドバッグなんかは、同じものを多く集めると高く売れるタイプです。

そして、この商品ならここだと業界で認識されるようになると、そのモノとモノに関わるいろいろな情報が、勝手に集まってくるようになるそうです。

情報強者になれば、どこに買い手がいるのかも見えてきますよね?

つまり、ブランド品を売ろうと思って無料査定に出すとき、相手の業者さんは基本的には買いたい人々なんだ、ということです。安く買い叩きたい、なんて思わない属性の人たちだとみても大丈夫です。

品物が飯のタネであり、品物を集めることが大きな儲けにつながるから、これは業界で商売している限り例外はありません。

ブランド品の買取が保証書なしでもできるのは

ブランド品の中には、偽ブランドが混ざっていることもありますよね。

業者さんによっては保証書のような、正規品だとわかるものを欲しがるところもあります。でも、これはプロとはいえません。

買取業者が保証書なしでも買い取れるのは、真贋の区別ができるからですね。正しく目利きできるから、保証書はなくても見積もりができるのです。

品物は使っていれば、どうしても傷や汚れがつきます。未開封品でなければ、傷や汚れがないわけがありません。箱や包装なんて、使っていたらどっかにいっちゃいますよね?

プロの業者さんなら、少々の傷や汚れは補修や修復ができます。その能力の高さが業者の儲けの源泉にもなるので、傷があるから、汚れているからといって、高く売れないと諦めることはありませんよ。

もちろん、古いものでもOKです。そのモノの世界を熟知している人は、売れる場所を知っているはずですから。

ブランド品を高く売る方法

では基本的に買いたい人々である業者さん相手に、どうすればブランド品を高く売ることができるでしょう。

実は一番いいのは、直接プロマーケットに持ち込むことです。でも、これは一般人だとなかなかムズカシイですね。僕のようにコネがあれば、なんとかなるかもしれませんけれどw

次にいいのは、無料査定の業者さんに2、3社話をして、それぞれ見積もりをとることです。相見積(あいみつ)といいます。

自分の足で回る手もあるし、順番に呼んだり、心臓が強ければ同日同時刻に業者さんを集めてプチオークション、という手もあります。

とにかく、複数の人に値段を聞くことですね。

一番高いところに買ってもらえば、自分では相場を知らなくても、大きく損することはないでしょう。

でも、時間がなかったりそこまでするのが面倒だったら、外から見て信用できるところに無料査定を申し込むといいと思います。

尺度になるのは業歴・社歴、対応地域の広さなどでしょうか。

今はネットで、悪い話はすぐに広がります。2ちゃんねるやyahoo!知恵袋のような掲示板であることないこと書かれる時代ですから、ある程度の規模で仕事をしているところは、悪い評判をたてると命取りになります。

だから、全国どこにでも目利きできる人を出せる会社は、信用できると思います。自ら評判を悪くすることはしません。

日本は広いです。西から東まで、お客様の指定するところに能力のある人を付けられる組織をつくるのは、そう簡単ではありません。

人をたくさん雇って各地に拠点を設けて全国展開していると、コストが高いから安く買い取ろうとするんじゃないかと考える人がいるのですが、それは真逆です。

会社を大きくしたのは、品物を多く集めれば集めるだけ、儲けが大きくなることがわかったからです。だから、人をたくさん雇って全国展開しているのです。

安く買い取ろうとするのは、儲かる勘所をつかむ前に規模を広げすぎた場合です。こういう会社だと、お金が足りないのでお家事情で安くしか買えません。でも、それではいずれ評判を落として、長続きせずに消えていきます。

10年も続けていれば、その会社は儲ける仕組みを確立した上で全国展開しているとみてもいいと思います。

たとえばこちらのバイセルは、2001年からある会社です。


満足価格!ブランド品買取【バイセル】
全国どこでも、最短30分で無料査定の担当者が来るそうです。

早っ!w(゚ロ゚;w

買取りしてもらったあとに

「しまった!売らなければよかった。。。」
(´・ω・`)ショボーン

となってしまったときは

8日以内ならクーリングオフで取り消しができます。

ウェブサイトには電話で手続きができると書いてあるので、確認してみて下さいね。

まとめ

お友達の骨董品屋さんはいろんな品物を買ってくるのですが、儲けのいいのは希少性の高いものだそうです。

でも騙されたり、間違えて値をつけてしまうことも、今だに毎年あるそうです。これだから辞められないと、笑ってました。

この人は、古着、ファッションやブランド品は自分からは取り扱っていません。もちろんお客さんの希望で引き取ることはあるそうですが、この分野は会社組織で動いているところには、敵わないのだそうです。

餅は餅屋といいます。ブランド品は、ブランド品に強いところに持ち込むのが吉です。

この記事はお役にたてましたか?

あなたのお役にたてたとしたら、
以下のソーシャルボタンで共有していただくと嬉しいです(^^)

コメント

タイトルとURLをコピーしました